ジオラマ制作の中でも楽しみなところに入ってきました。地面の制作です。
地面の凹凸を表現する方法もたくさんありますが、今回は、紙粘土で主な凹凸をつくることにしました。
門に電飾する配線をするのを忘れていたので急遽配線工事を始めました(汗)
配線の溝は木工用ボンドとティッシュで埋めました。
閑話休題。地面の制作に戻ります。
地面の道の部分は、クルマがとおる設定ですので、轍(わだち)を作ります。
使うのは、バルサ材の破片です。
特に戦時中の作戦会議室の方は、整備されていないドロドロの道にしますので、泥がタイヤに押されて盛り上がった感じを出していきます。
畑は、ワイナリー、戦時中のどちらにも入れます。
ブドウ畑になるのですが、荒れ具合で時代の違いを表現します。
こちらは、戦時中の畑の地面のベース。
あまり手入れができず、凹凸が激しい感じです。
こちらは、平和な時代のワイナリーのブドウ畑のイメージ。
地面が比較的平坦で、整備に時間がかけられていることを表現しています。
ワイナリー側のグランドワーク、地面を作っていきます。
地面全体にフレキシブルモデリングペーストを塗ります。
毛筆用の太筆でポンポン叩きながらツノを立てます。
地面の質感が出てきました。
フレキシブルモデリングペーストが乾燥したら、木工用ボンド:水 = 1:1 の水溶液を筆で全体に塗り込みます。
フレキシブルモデリングペーストが乾燥したら、木工用ボンド:水 = 1:1 の水溶液を筆で全体に塗り込みます。
あとは砂をパラパラと振りかけます。
マスキングテープを外します。
これは塗装の時も同じですが、ドキドキ・ワクワクですね(笑)
きれいに分けることができていて一安心です。
砂だけでもまぁまぁの雰囲気はあるのですが、今ひとつもの足りないので、とのこを振りかけることにしました。
マスキングを剥がしてしまいましたが、接着しなければ後で払うことができるのでまぁいいでしょう(笑)
振りかけ方は調簡単。100円均一のお茶を淹れる網(茶漉し)にとのこを入れて・・・
ポンポンと軽く叩きながらとのこを落としていくだけです(笑)
とのこは均等ではなく、濃いところと薄いところを作るとよりそれっぽくなります。
とのこは吹いたら飛んでいってしまいますので、木工用ボンドの水溶液で固定させます。
少しだけ色を付けてみました(笑)
香水を移す注射針で、木工用ボンドの水溶液を砂ととのこに吸わせるように置いていきます。
とのこもしっかりと固定されました。
でも、よく見ると、白い筋が入っています(涙)
配線を埋めている部分です。他の部分と色が違うけれど、砂を撒くので大丈夫かと油断していました。
このままでは見た目が悪いのでなんとかします。
とのこもしっかりと固定されました。
でも、よく見ると、白い筋が入っています(涙)
配線を埋めている部分です。他の部分と色が違うけれど、砂を撒くので大丈夫かと油断していました。
このままでは見た目が悪いのでなんとかします。
アクリルガッシュの茶色で轍を書き込みました。
目立つ白い筋のうちの1本は、ほぼ轍に隠れてわからなくなりました。
さて、もう一本はどうしようかな・・・
やっぱり色を付けて白い筋を付けることにしました。
ブドウの収穫時期に合わせていたので、芝生はやや枯れている感じが良いのですが、ぱっと見で良さそうにみえる芝生にしてしまいます。
いろんな色を出して単調な色合いにならないようにします。
塗るというよりも、色を置いていく感じで色を付けていきます。
塗るというよりも、色を置いていく感じで色を付けていきます。
フォルクスワーゲン、シトロエン11CV、ドイツ3トン4×2カーゴトラックを置いてみました。
まぁ、悪くはありませんが、クルマが通るところとわかっていながら芝生にするのも違和感があるなぁと思えてきました。
ひとまず、戦時中の戦略会議室側のグランドワークに着手します。
とのこ、木工用ボンド、水、アクリルガッシュの茶系を混ぜたペーストを筆でベタベタと塗っていきます。
どういう部分の土が盛り上がるかなど、実際にイメージしながら地面の細かい起伏を付けていきます。
色が少し薄かったので、もう少し濃い茶色を塗りました。
ワイナリー側の轍の違和感を払拭する方法を考えました。
こんな風にレンガを敷いたらいいかなぁと。
よく公園の駐車場などで、こんな感じになっているのみかけますよね?
一色だけではレンガにならないので、一つ一つのレンガに色を付けていきます。白っぽいものから黒っぽいものまで、いろいろな色をここぞという場所に置いていきます(笑)
レンガを塗り終わったら目地にホワイトで墨入れをします。ホワイトで墨ってなんだか面白い表現ですがそのまま素直に書いただけです(笑)
新品のレンガができました。
でも、今回のジオラマは新品ではだめですね(笑)
レンガを少しだけ汚します。
戦時中の戦略会議側の汚れた感じとの差を大きくしたいからです。
ホワイト中心の色でドライブラシをかけました。
少し古めかしくなりました。いい感じです。
フォルクスワーゲン、シトロエン11CV、ドイツ3トン4×2カーゴトラック をワイナリー、戦時中の戦略会議室側の両方に載せて雰囲気を確認します。
思ったとおりのイメージに進んでいて嬉しい(笑)
やっぱりやっちゃおうかな~、といことでレンガに苔を生やします。
面倒だけどとても楽しい工程だったりします(笑)
まずは、木工用ボンドの水溶液にアクリルガッシュのグリーン系の色を適当に混ぜた液体を筆でレンガの溝に流します。
少しくらいはみ出たって大丈夫。苔が目地を超えて生えていることだってありますからね(笑)
木工用ボンドの水溶液が乾かないうちに、ミズゴケを細かくカットした際に出た、細かい粉のようなミズゴケをピンセットで落とします。
ちょっと多目に落とすのがコツです。
木工用ボンドが乾燥したら筆で余分なミズゴケを払います。
このミズゴケの粉はとても重宝しますが、あまり量が出ないので、払ったミズゴケは集めてきちんと取っておきます。
櫻のちょっとした財産です(笑)
レンガに苔が生えました(笑)
ちょっとグリーンが濃い目でしたが、しばらくすると落ち着いてくると思います。