シャンデリアは大き目のビーズを使用します。
ちょっと贅沢にスワロフスキーにしてしまいました(笑)
虫ピンにビーズを通して、LEDを取り囲むように天井に突き刺すだけの簡単工作です(汗)
虫ピンの先端には木工用ボンドを付けて接着させています。
きらびやかなシャンデリアではありませんが、超簡単にできる割には見栄えのするシャンデリアとなりました。
暖色系のLEDも雰囲気が出ています。
きらびやかなシャンデリアではありませんが、超簡単にできる割には見栄えのするシャンデリアとなりました。
暖色系のLEDも雰囲気が出ています。
ワイナリーのテイスティングルームのワインを置く高級そうな棚を作ります。
画像は磨きの最終工程であるコンパウンド磨きの工程です。
作り方は、リビングテーブルと同じですが、色をちょっと変えて、大理石調にしました。
色を変えるだけで木目になったり大理石になったり、本当に面白いですね。
出来上がった大理石調の棚にワインボトルを接着させながら並べていきます。
とっても楽しい工程です。
高級感のあるワイナリーの雰囲気が出てきてとても嬉しいです。
大理石の棚は、壁付けではなく、ちょっとおしゃれに樽の上に置かれているようなイメージにしました。
そして、テイスティングで飲み終えたボトルが仮に下に置かれている様子にしました。
ワイナリー テイスティングルーム の部分の最後の工程です。
天井と壁の境界の部分が曖昧でしたので、天井の仕上げに使用したものと同じリキテックス モデリングペーストを使って、境界をはっきりさせます。
暖かい雰囲気の部屋であっても、シャープであるべきところは、シャープにしなければなりません。
ここから、戦時中の作戦会議室の情景を作り込んでいきます。
フィギュアはバリやパーティングラインを取り除きます。
フィギュアの足にプラバンのかけらを接着させて持ち手とします。
戦略会議室を飾るミリタリー系パーツの塗装準備が整いました。
何気に楽しみにしていたドラム缶の塗装。
溶きパテをベタベタに塗って、ドラム缶の凸凹感を出しています。
エアブラシでつや消しのブラックでシャドーを入れてみました。
ちょっと入れ過ぎかもしれませんが、まぁ、大丈夫です(笑)
グリーンにつや消しのブラックを適当に混ぜてそれっぽい色を作り、エアブラシで先ほど吹いたシャドーを少しだけ残す感じで、吹いていきます。
このままでは綺麗な古っぽいドラム缶という曖昧なドラム缶になってしまうので、つや消しのホワイトを薄っすらと塗ってやや古い雰囲気を出します。
ミリタリーフィギュアは、服全体のグリーン以外は全て手塗りです。
筆は、ちょっとだけいいものを使っています。弘法大師さまではありませんので、綺麗に塗ろうと思ったら、櫻は筆を選ばないと駄目です(笑)
作戦会議用のデスクも作りました。
ミリタリー系のパーツの塗装が終わりましたので、配置を考えてどんどん置いていきます。
結構たくさん作ったつもりでも、置いていくとそれほどでなく見えるんですよねぇ。
作り込む、というのは時に量が勝負ということもありますね(笑)
ミリタリー系のフィギュアも置いていきます。
足の裏には真鍮線が刺さっていて、自立できるようになっています。もちろん、木工用ボンドで固定はしています。
画像は接着剤が固まる間、フィギュアの傾き具合を調整するために、マスキングテープで固定しているところです。
作戦会議の机の上には、それっぽいものが無ければいけません。
ということで、それっぽい地図を用意してみました。まぁ、ベタな発想ではありますが、雰囲気はかなり良くなると思います。
今回、作戦会議室用に用意した全てのパーツとミリタリーフィギュアの配置と固定が終わりました。
これで、作戦会議室の制作が完了しました。
天井を付けるとこと画角で写真が撮れなくなるので、一枚だけジオラマ制作の記念にパチリ。
思った通りにできてとても満足しています(喜)
実は、今、この部屋で話されている作戦会議は、作戦会議ではなかったんです。
ここでちょっと耳を澄ましてみましょう。
隊長:
「間もなくこの戦いも終わるだろう。きっと勝利するだろうが、皆はその後のことについて考えているか?」
「もし、何も無いのなら、どうだ、みんな、俺と一緒にワイナリーの経営をしてみないか?」
「土地はもう用意してあるんだ。」
隊員A(指を差している隊員):
「もしかすると、隣の荒地ですか?前に土地のオーナーと話をされていましたが。」
隊長:
「その通りだ。戦争ではこの地の住民にも随分迷惑をかけた。そこで、ブドウを栽培し、ワインを通してお詫びの気持ちと平和の喜びを伝え続けたいと思っている。」
隊員B:
「なるほど!隊長、それは素晴らしいお考えです!一緒にやらせてください!なぁ、みんな?」
隊員全員:
「おう、やろう、やろう!」
隊長:
「おお!そう言ってくれるか。ありがとう。」
隊員全員:
「みんなで、おいしいワインを作りましょう!」
隊長:
(涙を流す)
とまぁ、こんな感じです。
戦時中の作戦会議の情景は、隣のワイナリーの情景と時間の差があるんです。
この辺の対象も、見る方々にはお楽しみいただきたいと思っているんです。
この角度から部屋全体を見るのも見納めになりますので、一枚撮っておきました。
ワイナリーのテイスティングルームと戦時中の作戦会議室という2つの対照的な部屋が出来上がりました。
これからグランドワークに入ります。
その前準備として、天井兼地面に相当するスチレンボードを接着させます。
各部屋を上から見られるのもこれで最後。ちょっともったいないと思う気持ちを残しつつ、絶対に取れないように完全密着させます。
上に載せているコピー用紙や本はおもりです(笑)
さぁ、グランドワークだぁ!と思い、まずはレイアウト確認をしようと、6台のクルマを飾り棚からとりだしたところ、ワイナリー側に置く予定だったワーゲンのルーフに大きな窪みができていました。
これ、ルームミラーを取り付ける際の接着剤がルーフ部分を侵してしまったようなのです(涙)
流し込み接着剤を流し過ぎたのかもしれません。
パテで埋めて再塗装することも考えましたが、ろうがんす杯の一次審査の期限も迫っているので、ここにあまり時間をかけたくありません。
そこで考えたのがこれ。ルーフキャリアです(笑)
プラ棒とプラ板を使って作っていきます。
小さいだけに、プラ棒の長さも正確さが求められます。
どうしても丸みを帯びたパイプフレームにしたかったので、何度も作り直しをしました。
本来のルーフラックなら、パイプフレームだけで雰囲気は十分ですが、今回は、ルーフの窪みを隠すという最大のミッションを背負ったルーフラックですので(笑)、底の板も作りました。
ケガキ針で木目の傷を付けて、エアブラシで塗装しました。
混色なしのバフ一色です(笑)
ワーゲンのルーフラックができました(喜)
混色なしのバフ一色です(笑)
もしかすると、デザイン的にジオラマと雰囲気が合わない可能性も残っていますので、きれいに取り外すことができるように、両面テープで貼り付けることにします。
剥離紙を剥がして、ピタッ。
思った位置にうまく入りました。
さて、グランドワークに戻ります。
まずはクルマを並べて、レイアウトを検討します。
整然と並べると走っている雰囲気が出てこないですねぇ。
最初に思っていた、フォルクスワーゲン と シトロエン11CV は上方で、ドイツ3トン4×2カーゴトラック は、その下の道路を走っているようにする並べ方はイメージとは少し違いましたので、再検討が必要になりました。
数分間(笑)考えて、いいことを思いつきました。早速道を作り始めます。
作り始めると、もう、一心不乱(笑)
机の上もこのとおり散らかりまくりです(苦笑)
今度はいい感じになりました。
クルマのレイアウトだけでなく、今回のテーマにはブドウが必須なのですが、ブドウ畑のスペースも確保できました。
ワイナリーと戦時中の戦略会議室の両方には、門を作ります。その門の辺りはボワッと少しだけ明るさのあるLEDを組み込みます。
これはその配線です。
配線の溝は、エポキシパテで埋めてから、モデリングペーストで凹凸を消しました。
例えば、ラッカー系のタミヤ ベーシックパテ は、スタイロフォームを侵してしまいますので使えませんし、エポキシパテだけで盛ってヤスリをかけるとすると、やわらかいスタイロフォームと同じレベルでうまく平らにできるか自信がありません。
そんなことから、少し地面よりも低めにエポキシパテを盛って、残りの隙間をモデリングペーストで埋めることにしました。
地面部分のスタイロフォームとの隙間があちこちにありますので、それを一つづつ修正していきます。
隙間を埋める時には、ティッシュを使ったり、プラスチックの削りかすなど、その辺にあるものを適当に使いますが(笑)、ここまで大きな隙間はスタイロフォームを薄くカットして、隙間の形に形成したものを木工用ボンドで貼り付けるのが一番です。