アリイ1/32トヨペット・初代クラウンを活かすジオラマ「小京都の旅」を家の中で、 林の画像を背景に撮影してみました。
背景の林の画像は、パソコンのディスプレイに表示させているだけのお手軽な方法ですが、結構いい味を出してくれて、光線不足を補ってくれました。
まずは製作に一番時間がかかったところから(笑)
今回の小京都ジオラマでは、京町家・石垣・川・橋の4つの要素がメインとなっていますが、そのうちで、石垣・川・橋がもっとも映えるのがこの角度からからなぁと思っています。
川は修正が多発していろいろとありましたが、鯉の部分の波の輝きは死守することができました。
桟橋(船着場)の汚しも結構効いているようです。
桟橋の柱も、橋の柱のように苔を少し生やしたりすると更にリアルになりますね。
完成とはいえ、これで製作が終了してしまうことはありませんので、
今後の楽しみとして、少しずつ苔や草を増やしたりしようと思います。
川は2回修正が入りましたが、イメージしていたとおりのうねりや輝きを出すことができて良かったです。
旅行中の相談役夫妻も、この輝きや鯉の美しさは きっと癒しになったと思います(笑)
昼のエサの時間が終わって、食後の遊びをしているというイメージで鯉の配置を考えました。
船着場(桟橋)の下にいる年を重ねた鯉の2匹が、若い鯉たちが遊んでいるのを静かに見守っています。
石垣の石段に付けた泥が、思いのほか汚しとして質感向上に貢献してくれています。
泥はタミヤのテクスチャーペイントをメインに作った物で本物の泥ではありません。
右下に見える菖蒲の葉の林は、川が単調に見えてしまうことを抑えてくれています。
小京都のジオラマでメインの要素となっている、京町家・石垣・川・橋を全て入れて撮影してみました。
配置のバランスも、まぁ良かったかなぁと自己満足。
背景の林の写真が引き立ててくれていることもあり、小京都の雰囲気が出ていますね。
ノウゼンカズラの花も、苦労したかいがあり、このジオラマにとってまさに華になっています。
手前にあるのが、ジオラマの大木で、奥のものは背景の写真のものです。大木について、製作記ではポンと付けたように書いていますが、位置や木の向きは、時間をかけて結構検討しました。
そんな時間が最高に楽しいんですよねぇ。
櫻の場合、飾りたいものをより楽しく、キレイに飾りたいという気持ちがあって、その結果ジオラマ製作をするという気持ちの流れがあります。
ということで、今回の主役にご登場いただきました。トヨペットの初代クラウンです。1/32スケールでリムジンに仕立ててみました。
この初代クラウンは、ストーリー上は、上場企業の創業者が乗り続けているクルマで、今回は、取締役を退き相談役となったお祝い&御礼として会社がプレゼントしてくれた旅行の移動手段として使用しているという設定です。
思ったとおり、初代クラウンは小京都がとても似合います。
陸側の手前の竹もジオラマ全体に馴染んでいて違和感がありませんでした。
竹も和素材の典型ですので、小京都がテーマの
このジオラマにマッチするのは、むしろ当然だったのでしょう。
100円均一の”巻きす”に感謝です(笑)
ジオラマの撮影時には、嬉しすぎ&楽しすぎて激写している感があり、微妙な角度の違いだけで似たり寄ったりの画像がたくさんあります。
この画像もその一つ。上の画像との違いがほとんどわかりませんよね(笑)
ジオラマ全体を、できるだけジオラマベースの枠が見えないように撮影してみました。この角度からの撮影は実世界ではなかなか難しいですよね。ジオラマ撮影の楽しさを垣間見ていただける一枚です。
トヨペット・初代クラウン・リムジンを京町家の前まで移動させました。
このクルマと京町家の持つ佇まいが一致しているので、ジオラマ全体の空気に安定感がもたらされています。
京町家だけではなく、石垣、川、橋、鯉もトヨペット・初代クラウン・リムジンを嫌味なく自然に引き立ててくれています。
上方からの撮影。
現実の世界ならば、京町家の庭の敷地面積はもう少し広くすべきところだと思いますが、現実的な広さの庭にしてしまうと、カラの空間が増えすぎて、文字通り”間抜け”に見えてしまいます。
ここは、ジオラマのスケール感を優先して、狭小の庭としました。
櫻の気に入っているアングルです。
ただ、ちょっと明るく撮り過ぎました。
LEDをあまり明るくすると”ツクリモノ”感が強調されてしまいます。
橋のタネあかし(笑)
手前はもちろん切れてしまっていますし、
欄干も片側しかありません(笑)
せっかくですので、あずき色のトヨペット・初代クラウンも置いてみました。
橋のサイズは、リムジンではなく、このノーマルのクラウンを基準に造りました。
あずき色のトヨペット・初代クラウンも存在しますが、このジオラマにマッチしているのは、やっぱり黒かなぁと思います。
最後に、真っ赤なトヨペット・初代クラウン・クーペで撮影。
このプラモデル自体がおもっちゃっぽい雰囲気が強いので、このクーペがジオラマのメインを飾るのはちょっと難しいですね。
かわいいですけど(笑)
さぁ、次のページは屋外・自然光の下で撮影した画像のご紹です。
よりリアルなジオラマ「小京都の旅」をお楽しみください!
フレームを含めたジオラマ自体の全景も撮影しています。