のっけから完成した玄関の屋根です(笑)
まずは建物の顔となる玄関の屋根から製作を始めました。
集中力が高い時に目立つ部分を丁寧に造ってしまおうという魂胆です。
画像ではわかりにくいですが、ヤスリを使って
板目を入れて板葺きっぽく見せています。
ここだけ見ると神棚に置く社(やしろ)みたいですね(笑)
板葺きの直線的な屋根だけではちょっとつまらないので、
曲面のある飾り屋根を作って建物に変化を出したいと思います。
まずは、屋根材となる板を押さえる部品を造ります。
2mmのプラ棒をライターの炎で炙って・・・
直径
5mmのABS樹脂棒に当てて曲面を作ります。
こうするとたくさん作っても同じRで、きれいに曲げることができます。
(熱すぎる時に当てると樹脂棒にくっついちゃいますが。。)
焦げてしまっているものもありますね(汗)
ライターは炙り加減が結構難しいんです。
アクリルを曲げる時に使うアイロン?
みたいな道具があると楽にできる作業なんでしょうね。
ここから、削ったり、ヤスったりして形成&表面処理をします。
ライターの炎で軽く炙って丸めたプラ板に
先ほど曲げた棒を接着すれば飾り屋根の完成です。
ちなみに、こういうのを飾り屋根っていうのかはわかりません。
もし、そういうものが無かったら櫻の妄想造語だと思ってください(笑)
上にある板葺き屋根との関係で勾配があまり取れませんでした。
雪国だと雪が落ちずに積もってしまいますね(汗)
2階部分の銅板葺き屋根の製作に入ります。
一枚のプラバンをケガいて銅板葺き風のデザインを
書き込むのが一般的だと思いますが、
今回は
ちょっとだけ手間をかけて、より本物っぽく仕上げます。
どちらにしても、最初はケガいて筋を付けるのは同じです。
ケガき終わりました。
銅板葺きのブロックパターンになっていないですね(笑)
でもこれでいいんです。
ケガいたプラバンを細く切ります。
屋根のベースとなる2mmのプラバンに、
前の工程で切ったケガキ筋入りのプラバンを、
一部分を重ねながら一枚一枚接着していきます。
ケガいた縦筋をズラして貼り付けていくことで、
銅板葺きのブロックパターンを作っていきます。
最後に、はみ出ている銅板もどきのプラバンを切り落とします。
銅板葺き屋根ができました。
ブロックパターンが見えにくいですが、
銅板葺きっぽく造ることができました。
もう一つの部分の板葺き屋根もできました。
あとは塗装をするばかりです。