ボディ形状がわからなくても、右にあるフロントグリルを見ればランドクルーザーだということがすぐにわかりますね!
カットする前に塗装をしてしまいます。
塗装は、マスキングが命。ABCホビーの”押すティック”でしっかりと淵を決めていきます。
タミヤ・ランドクルーザー40のスペアボディは、ウインドウやランプの部分のマスキングシールが付いているのでとても助かります。
今回は裏側から塗装しますが、今回狙いの色がラッカー系スプレーですので、下地として、タミヤ・ポリカーボネート用スプレー PS-55 フラットクリヤー を先に吹きます。
今回のボディカラーは”あずき色”。この色、レトロカラーで大好きなんです。きっとランドクルーザー40にも似合うはず。それがたとえ、トラギーだったとしても。
あずき色は、きれいに塗装できました。画像よりももう少し暗い赤色です。一つ前の画像のスプレーの蓋の色が一番近いですね。
タイヤカバーの部分は、ホワイトに色を分けて塗装します。
ホワイトを吹きました。
今回切り取って使用しない部分は塗装しませんでした。
塗料が勿体無いですからね(笑)
ここからドキドキのボディカットです。
マスキングテープを貼って、カットする部分の墨出しをします。
カッターの歯を力を入れずに何度も入れて、慎重にカットしていきます。
石川五ェ門の斬鉄剣には到底かないませんが(笑)、真っ二つに切れました。
(実はちょっと曲がったところがあるのですが、まぁ、なんとでもなります(苦笑))
今度は後方部分の切り出しです。
こちらを先にカットすると、ペニャペニャして中央部分がカットしにくくなると思い、順番を後にしました。
無事三枚におろせました(安堵)
鉄板ベッドの切れ端を、ボディの接続に使用します。
100円均一の両面テープ。これがなかなか品質がいいんです。
惜しみなく両面テープを貼り付けて・・・
ボディの前後を密着させます。
裏側は、先ほどの鉄板ベッドをカットしたものを貼り付けています。
今度は、外側からマスキングをします。
マスキングが終わったら、タミヤ・ポリカーボネート用スプレー PS-55 フラットクリヤー でつや消しにします。
これがこのスプレーの本来の使い方ですね(汗)
今回は、ウインドウの淵も含めてステッカー貼りにすることにしました。
ルーフの接合部分もステッカーで・・・
隠します。
こんな風にすっかり隠れてしまい・・・
なわけないやん!
一旦は見て見ぬふりをしたものの、どうしても納得できず、この接合部は、ボディ完成後に修正をすることにしました。
これが修正中の画像。
エポキシパテを塗りつけて・・・
ひたすらヤスリがけです。
まぁ、まぁ平坦になったら全体をマスキングして、ルーフをホワイトで吹きます。
あずき色との境がうまくいかなかったところがあったので、外塗りできれいに仕上げることにしました。
裏からの塗装はなかなか難しいですね。
塗料の乾燥中。
タクアンを漬ける前に干している大根のようです(笑)
かくして接合部も目立たなくなり目出たしメデタシと。
ここで、初期の製作に戻ります。
ウインドウが半分になっているところがわかりますか?
これ、ボディの長さを出したいがために、こうなると知って、なるべくしてなった状態です。
でも、このままじゃ、あまりにもカッコ悪いですね。
そこで、隠す何かを作り始めました。
こんな風にプラバンをカットして・・・
長さをチェックしながら、少しだけ重なるようにして接着していきます。
タミヤ・カラースプレー TS-17 アルミシルバーで塗装します。
塗料が乾いたら、裏側に両面テープを貼って・・・
こんなものが出来上がりました(笑)
まぁ、何と言うか・・・ルーバーみたいな、空気口みたいな。まぁ、そういう類のものです(笑)
もう一箇所だけ接合部が汚いところがありますのでそこも修正します。
タミヤ・エポキシパテを練って・・・
溝に埋めるようにして置いていきます。
パテがある程度硬化したら、ヤスリがけをします。
塗装は、扱いが楽なタミヤ・アクリルカラー XF-1 フラットブラックでおこないます。
ここは、エアブラシではなく、筆塗りにしました。
根拠はありませんが、その方がうまくいきそうな気がしたんです(笑)
最後まで残していた、タイヤカバー部分のカットを行えば・・・
ランドクルーザー40 のキャブが出来上がりました!
ロールバーを固定する前に、一度雰囲気をチェック。
うわ、これ、予想以上にいい感じです!
リヤのロールバー側とキャブ部分は、ビスで留めていきます。
ルーフに近い側は、フロントガラスが干渉して、孔開けも、ビス留めもちょっとだけ大変でした。
ちょっとだけ、ランドクルーザー40・トラギーボディの全景を。
そして、仮の撮影。
リヤ側の鉄板ベッド(そんな言葉は無いと思います(汗))に何もアイテムが無いのはちょっと寂しいですね。
ここは、何か小物を作ってもう少し面白くしましょう。
これで、ランドクルーザー40・トラギーのボディが完成しました!!!
ここから、ちょっと残っていた工程である、シャーシのアクセサリー装着を行います。
これは、ちょっと珍しい画像なんです。
左右のパーツは同じもののはずなのに、右側の一部にパーツがありません。
切り離したわけではないんです。
俗に言う不良品です。
でも、Axialの日本の代理店であるトルスレイさんに電話をしたら、佐川急便ですぐに送ってくれました。
個人輸入した SCX10 は対応してくれませんが、日本の模型店から正規購入したキットは、これがあるから安心ですね!
Axial の名誉のために言っておくと、こういう形成不良は、数のうちにはあるものなのです。
特にアメリカ製だからということではありません。
たまたま櫻がそういうものに当たっただけなんです。
ということで、届いたパーツを早速取り付けました。
ポイズンスパイダーのバンパー。超 Cool!
リヤのバンパーもかなり存在感があります。
ドライバーは、デューンバギーのいつものおじさんです(笑)
初めてのトラギーの運転でやや緊張しているようです。
アクセサリーも少し作りました。
これは、100円均一の麻縄を巻いただけ。
そしてこれは、100円均一のアルミシートを巻いただけ。。
これも、100円均一の麻縄を何度も何度もグリグリと巻いただけ。。。
ロールバーへの取り付けもまた、100円均一の麻縄で縛っただけです。。。。
”だけ”がいっぱいですが(汗)、けっこういい雰囲気が出ているんじゃないかなぁと自画自賛です(笑)
簡単でイイモノができるなら、それに越したことは無いわけですから(笑)
これで、全てが完成しました!!
そう、ステッカーはあえて貼らなかったんです。
その方が、トラギーのワイルドさが出るかなぁと。
でも、何度か走行させていたら、両面テープで固定していたドライバーフィギュアが取れてしまい、その時に両面テープが塗装も持っていってしまったのです。
補修したのですが、色があまりにも違いすぎて、あわや大惨事になってしまいました(ちょっとオーバーです。はい。)
そこで、これもいいかも!と思っていたことを早速開始しました。
印刷している怪しげなものは・・・
初代ワーゲンオフローダーのステッカーです。
昔々、頑張ってデジタル化したデータが残っていたんです。
写真用紙はきれいに印刷ができますが、厚みがあるのが難点です。
でも、こうやって、少し紙の層を剥がして薄くすることができます(笑)
ステッカーの表面は透明なガムテープでコーティングして、裏側に両面テープを貼り付けます。
特に暗い色のステッカーは、切り口の白が目立ちますので、マジックで淵を黒く塗ります。
簡易ステッカーができました(笑)
さて、どこに何を貼り付けましょうか。
かなりワクワクする工程です。
基本は、タミヤ・ワーゲンオフローダーと同じですが、ドアの面積が異なりますので、いろいろ置き換えてみて色や形のバランスを考えます。
至福の時間です。
ステッカーを貼ったランドクルーザー40・トラギーのボディ、左側です。
そして、ステッカーを貼ったランドクルーザー40・トラギーのボディ、右側です。
ステッカーなしのシンプルなものも良いですが、こうしてみるとステッカーありもかなりカッコイイですね!!
次のページは、いよいよ完成画像をご覧いただけます!!といきたいところですが、1ページだけおまけのページを挟みます!!