アクスル周りの組み立てです。
Axial(アキシャル)では、ソリッドアクスル、ソリッドアクスルカバーと呼んでいて、櫻はやや?だったのですが、ソリッドアクスルもリジットアクスルも同じものを差しているんですね。
べベルギヤは、オプションパーツを使用します。
Axial AX30402 HD Bevel Gear 43T Scorpion(ヘビーデューティベベルギヤセット(43T、13T)で、標準のものよりもトルクフルですが、低速になるものです。
SCX10は、フロント、リヤともにギヤ内は同じ構造ですので、全て二組作ります。超簡単です♪
ソリッドアクスルが組み上がりました。
13枚のべベルギヤ。43とあるのは、受ける側のギヤの枚数です。
このべベルギヤは、とにかくカットが美しいんです。微妙な曲線がもうmシビレます(笑)
シャーシのベースとなっているのは、SCX10 2012 Jeep Wrangler Unlimited Rubicon AX90027 です。前回作った SCX10 Jeep Wrangler G6 AX90034 よりもホイールベースが長いため、リンク構造がやや異なります。
このパーツ(アルミ製リンクロールマウント)は、リンク用のパーツを留めるものですが、SCX10 Jeep Wrangler G6 AX90034 では使用されていません。Y字のリンクパーツを使用し、3リンク構造にする際に使用するものです。
SCX10 2012 Jeep Wrangler Unlimited Rubicon AX90027 は、フロントが3リンクで、リヤ側が4リンクとなります。
このパーツ。2つあるのですが、一つは余りなんです。結構高いパーツなので、もったいないのですが、3台目を購入する時(来るかな(笑))まで大事に取っておくことにしましょう。
アルミ製リンクロールマウントは、ソリッドアクスルカバーに直付けします。
アルミ製リンクロールマウントを取り付けたところです。ビスで二点固定となります。
取り付けられたアルミ製アッパーリンクマウント部分の拡大図。リンクパーツを取り付け後もが自由に動けるようになっています。
こちらはリヤ側のリンクマウント(STRC Aluminum Rear Upper Link Mount Bracket SCX10 Gun)です。
リヤは4リンクになります。
STAC社のリンクマウントは、1台目の SCX10 Jeep Wrangler G6 AX90034 にも取り付けていますが、とても堅牢で信頼性が高い非常に良いパーツです。
これで、リヤアクスルは完成です。
今回はCハブやナックルアームは標準添付品を使用しました。
これでフロントアクスルの組み立ては完了です。
リンク用のパーツは、フロント、リヤ共にオプションのメタル製品(GPM Racing Alluminum Front Chassis Links Parts Tree)を使用します。
ドライブシャフトは、耐久性が大切だと思ったので、今回もオプション品を用意しました。
香港から個人輸入したスチール製ドライブシャフト(Topcad HD Universal Drive shaft For Axial Honcho & dingo 22401s)です。
でも、このパーツは粗悪品で、組み立て時にイモネジがなめてしまうという有り得ない事態が起こりました。
本体そのものは堅牢そうなのですが、なめたネジをきれいに取り除くことができず、一度も使うことなく捨てなければならなくなりました(涙)
ということで、ドライブシャフトは、標準品を使用することにします。
アルミ製リンクパーツを取り付けました。こちらは、フロント側なので、3リンク構造です。
アクスル部分を1点で支えますので、やや不安ですが、諸外国のサイトを見ていても、ここが壊れた記事は見ませんでしたので、きっと大丈夫なのでしょうね。
スレッテッドアルミパイプにアジャスターを取り付ける工程です。
Axialロゴがカッコイイですね!
スレッテッドアルミパイプの組み立てが完了しました。長い方がリヤ側に取り付けられます。
お楽しみのトランスミッションの組み立てに入ります。
ここは、できればスチール製のギヤを組み込みたかったのですが、予算の都合で標準品でいくことにしました。いや、おそらく櫻の走行予定を考えるときっと標準品でも大丈夫なんです、きっと(笑)激しいロッククローリングは多分やりませんので。
非常にシンプルな構造なので、トランスミッションはあっという間に完了してしまいます。
スパーギヤカバーとモータープレートを取り付けます。
なんのことはありません。スパーギヤカバーとモータープレートの取り付けも非常にシンプル。
このシンプルというのは非常に大事です。組み立てるのもメンテナンスも楽ですし、走行の時を考えても無理がないんです。
これは、考え抜いた上で洗練した削ぎ落としを行った結果としてのシンプルさなのだと思います。
デザインとしてもとても美しいです。
スリッパー構造になっているスパーギヤも取り付けました。
今回のSCX10には、Axial 55Tモーター を搭載することにしました。
べベルギヤも低回転でトルク重視のものを選択していますので、モーターもそれに合わせてみたんです。
でも、ロッククローリングを予定していない櫻にとって我慢できるスピードが確保できるのかちょっと心配です(笑)
そして、ピニオンギヤはこれ。
歯の数が少ないピニオンギヤ(AX30573 48P 15T スチールピニオン)にして、低回転・高トルクに拍車をかけます(笑)
お約束の乾電池を使ったモーターの試運転です。
非常にスムーズに動いてくれています。
【後日談】
あまりにも低回転過ぎて、やはりオフロードの平地走行にはやや物足りない感がありました(笑)ので、1台目のSCX10をタミヤの スーパーストックTZモーター に替えた際に余った Axial 27Tモーターに交換しました。ピニオンも歯の数を増やしました。
サーボの搭載の工程に入ります。
サーボは、MG995 Micro Servo にしました。停動トルク 9 kg-cm、作業トルク 13KG/cm というなかなか良いスペックでありながら、千円ちょっとという、かなりコストパフォーマンスの高いものです。
もちろん”バスボンドQ”で防水処理を行いましたョ。
サーボプレートもカーボン製ではなく、標準のスチール製でいきます。
サーボホーンはさすがに、社外のメタル製にしました。高トルクのサーボを使用する場合には必須かなと思います。
このメタル製サーボホーンは、安価でしたが、しっかりビスで締められる良いものでした。
このTopcadというメーカーは、先ほどの粗悪品ドライブシャフトと同じところなのですが、このメーカーの全てのパーツが悪いということではないんです。これまでもいろいろなパーツを使いましたが、逆に言うと、ドライブシャフトだけが粗悪品なだけで、あとは、安価かつとても良い製品なんです。
アルミパイプにボールアジャスターを付けました。これはステアリング用です。
早速サーボにアルミパイプを取り付けました。
クローラーは、アクスルにサーボを直載せするものがほとんどですが、これを考えた人、凄いな~と思います。
どれだけ足を上げてもステアリングに影響がでませんもんね。
単なるサイズ表示なのにどうしてこんなにカッコ良く見えるんだろう(感心)