「模型大好き!」では初めてのラジコンレストア記のお届けです。
タミヤの名ラジコンであるランボルギーニ・チータのレストアの実況中継です。
ウインチは既に組み立てられていましたので、塗装だけおこないます。
組立説明書には、タミヤ・エナメルカラーのXF-56メタリックグレーの色が指示されていますが、タミヤ・エナメルカラーのX-11クロームシルバーで塗りました。
ちょっと新車っぽく見せたいので、くすみ気味になるメタリックグレーを避けました。
これくらいならオリジナル性が崩れることはないかなぁと。
ちなみに、組立説明書の色指定には、XF-56等の番号は書かれていません。それと、色の名前が"メタリックグレイ”と書かれているんです。
今は”メタリックグレー”と長音記号の表記がなされていますね。
無事ワイヤーが塗装完了です。
薄くブラックを入れたいところですが、気持ちを抑えてシンプルにいきます。
ところで、上方にあるレバー?ですが、この角度でいいんでしょうかねぇ?
恥ずかしながら、知識がなくてわかりません。
カットして並行にすることはできますが、ここは、このチータのキットを所有していた方々の歴史(履歴)としてこのままにすることにしました。
でも、これまで、このタミヤ・ランボルギーニ・チータのキットのオーナーさまは、本当に、よく完全に組み立てずに我慢していただけたなぁと。心から感謝しています。
これは何なのでしょうか。
組立説明書どおり、XF-1フラットブラックで塗装します。
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これはエアブラシでなくて、筆塗りの方が良いですね。
使用したのは、太めの面相筆です。
塗装した部品を接着する時は、いつも緊張します。
接着剤が塗料を溶かすので、他の部品に色が付いてしまうことがあるんですよねぇ。
うまく接着できました。
他のボタンも塗装してしまいたいですが、今回のコンセプトは、”オリジナル性を重視して極力手を加えない”ですので、我慢することにします。
使用している接着剤は、お馴染みのタミヤセメントです。
プラモデル(チータのボディはまさにプラモデルですね。それ位精巧です。)の製作の時には、クレオスのも使いますが、今回はオリジナル性にこだわってタミヤ製にしました(笑)
強度を考えれば、接着剤は多い方が良いのでしょうが、美しさを考えると付け過ぎはご法度。
でもタミヤ・ランボルギーニ・チータはラジコンですから、強度と美しさをどう調整するか、とても迷います。
結局この迷いは最後まで続き、結論出ず、でした。
でも、多分それが櫻にとってタミヤ・ランボルギーニ・チータの今の位置付けなのだと思います。
クリアパーツも塗料を付ける時に特に注意しますが、きちんと接着面を作ってくれているので、安心です。
さすがはタミヤ!
計器はステッカーがあるのですが、櫻は貼る勇気が出ませんでした。
このステッカーだけでも非常に価値の高いものですから、どうしてもハサミが入れられなかったのです。
これは、また別なオーナーさまに判断を委ねたいと思っています。
櫻は、ラジコンを飾ったり走らせるのももちろん好きなのですが、一番好きなのは作ることなんです。
この、タミヤ・ランボルギーニ・チータは、心から欲しいと思って、大切に扱って下さる方にお譲りしたいと思っています。
既に組み立てられているところもあるので、ちょっと組みにくいところもあります。
ライトは既に前オーナーさまが組み立てられていました。
接着剤がややはみ出ていますが、それはこのタミヤ・ランボルギーニ・チータが持つべくして持った味です。
余計なことをせずにそのままボディに取り付けます。
ここも接着剤で取り付けます。
今のキットはネジで留めるものがほとんど(というより全部)ですね。
ルームミラーは塗装指示がありませんでしたが、真っ黒っていうのもねぇ。
タミヤ・エナメルカラーのX-11クロームシルバーで塗りました。
慎重に接着させます。
ここは可動部分ですので、特に慎重に。
目立つ部分ですので、ここも緊張します。
このタミヤ・ランボルギーニ・チータの組み立ては緊張の連続です。
だって、失敗しても部品が入手できませんから。
でも、この緊張もまた楽しいんです(笑)
ウインチが装備されてチータらしくなりました!
ここは、ウインチ取り付け用の穴です。
穴の大きさを異なるようにして、向きを間違えないようにしているんですね!
これと同様の趣旨の加工があちこちに見られました。
これは、タミヤさんの製作者への愛情だと思うんです。
そして、バンパーの取り付け。
ここも接着剤です(笑)
ぶつかったらおしまい??
でも大丈夫。頑丈なバンパーはちゃんとシャーシに付いています。
とはいえ、チータの美品が残っていないのは、つまりそういうことなんですよね(笑)
ブレーキランプも組み立て済でした。
とても綺麗です!
ピタッと収まるのがタミヤ製の証。
タミヤさんは、当時からいい仕事してますねぇ(笑)
ボンネットに上にとりつける部品。
飛行機にはありそうな部品ですが、これは何なのでしょう?
実は櫻は、ランボルギーニ・チータの機械的なところはほとんどわからないのです。
やっぱり、このラジコンのオーナーには向いていないのかな(汗)
消火器はレッドが指定されています。
タミヤ・エナメルカラー・X-7レッドで筆塗りします。
ここはひとつベルト部分を塗り分けましょう。
ヘッド部分も赤は明らかに変ですので、タミヤ・エナメルカラーのX-11クロームシルバーで塗りました。
タミヤさんの芸の細かさは、こんなところにも!
きちんとノズルの穴が空いています。
ベルトはブラックにしました。