ちょっと脱線してトロリー線を張ってみました(笑)
伸ばしランナーで線を作って、タミヤセメントで接着するだけの簡単工作です。
やっぱり情報はたくさん詰め込んだ方が楽しいですよね。
Nゲージのジオラマ制作は初めてで、キロポストとかこのトロリー線とか、初めて作るマテリアルがいろいろあって、なんだかとっても楽しいです(喜)
石垣を作ります。
1/24の場合には一つ一つ埋めていくのですが、今回は1/150なので、もう少し簡単な方法で作ってみます。
こんな風に下地の色を付けた崖に木工用ボンドを塗って・・・
海で拾った小石をパラパラと撒いて指で軽く押さえるだけです(笑)
木工用ボンドを塗る前に塗装が必要なのは、石と石のすき間から見えてしまうからです。
すき間のすべてを苔などで隠す場合には不要ですが、まだ初春のこのジオラマで全てに緑いっぱいというのはおかしいので、すき間ができてもおかしくないようにしておく必要がありました。
田んぼの下地作り。桜の季節だと少し早いかもしれませんが、代掻き後の状態を作ります。
タミヤ 情景テクスチャーペイント の 土 ダークアースをアクリル塗料用の薄め液でしゃばしゃば気味にして筆で広げていきます。
このあとコーヒーの粉を振りまいて少し黒っぽい土にしました。肥沃な感じでいいかなと(笑)
石が固まりました。
でも、ご覧のとおりで色があまりにもバラバラ過ぎ。このままではよろしくありません(笑)
自然の石をそのまま使っても自然には見えなところがまた面白いです。
石の色のトーンを揃えます。
白立ち上げならぬ、バフ立ち上げ(笑)
薄い色から始めたかったのですが、白ではあまりにも白過ぎますので、バフを使ってみました(笑)
バフの色で随分落ち着いたのですが、その後、梅皿に残っていた黒っぽい色を色々を薄く重ねてこんな感じになりました。
下の方は苔のイメージでグリーンを吹いてみました。1/24では絶対にやりませんが、1/150だと実際に苔を張るよりもこの方が苔っぽく見えるような気がします。
側溝を作ります。
木工用ボンドを石垣につけないように気を付けて塗って・・・
建築模型用の石粉を振りまきます。
これで側溝の基本は完了です(笑)
木工用ボンドが完全に乾いたら汚しを入れていきます。
ちなみに木工用ボンドを石垣に付けないで広げる時には筆を使いました。
木工用ボンドは水性なので、固まる前に洗えば何も問題ありません。
ここが納屋を建てる(笑)土地です。
農家ですから、いろいろな色の土が混じることをイメージして、バシャバシャにしてテクスチャーペイントが乾く前のところでとの粉を振りかけました。
乾く前だとテクスチャーペイントに馴染むとの粉と馴染まずにとの粉の色そのままのところができて色が複雑になるからです。
シーナリーパウダー(春の緑)とタミヤテクスチャーペイント(草 グリーン)を使って草表現です。
できるだけ活き活きと見えるようにと思いながら。
電柱も作ることにしました。
モデリングペーストで木の風合いを出します。
ちょっとやり過ぎ?でもこれくらいわかりやすくするのが好みです(笑)
ガイシもちゃんと付けます(笑)
1mmプラ丸棒。ハズキルーペ付けないと、ここぞという位置に付けられません(笑)
電灯は白熱灯風にするか迷いましたが、昭和とはいえ、そこまで昔ではない情景ですので、蛍光灯にしました。
塩ビパイプの下水管を作ります。
1mmのプラ棒を使いました。中央にはちゃんと穴を開けていますよ(笑)
水も流します。
いろいろ考えて、伸ばしランナーを軸にしてクリアジェルを塗る方法を採ることにしました。
細さはこれくらいでいいかな。
ちょうどいい感じで収まりました。
ピンセットを使わないとまったくダメな世界です(笑)
初めて使う水表現の新兵器”WATER WAVES”
しっかりクリアなのに、垂れずにその場に留まってくれるので、思うように水表現ができます。
いい感じで流れていますよ(喜)
ブタくんも水を飲みに来てくれました(笑)
と、ここまで作ってきた塩ビ管の下水管は、付けないことにして外しました(笑)
外にある洗い場の無造作に作られた排水菅のイメージでしたが、造成で盛土した土地の排水用の菅に見えてしまうとのアドバイスをいただき、見直しました。
このジオラマの土地は上方に電車が走っているということもあり岩盤層の切土の土地のイメージでしたし、盛土の排水ならば、石垣のあちこちにいくつか付けなければならないし、そうなると、ちょっと石垣の見た目が悪くなってしまうし・・・
ビニールや布で巻くなど代替案のアドバイスもいただいていましたが、いろいろ考えて、よりわかりやすいようにしようと思い、場所も変えて、よくある形の生活排水の塩ビ菅に変更することにしたんです。
本来カーブの部分は別パーツですが、先に進みたい気持ちもありディテールアップはしていません(笑)
2回目の使用となる水表現の新兵器”WATER WAVES”!もういいか(笑)
それにしてもこの素材は素晴らしいです。
水表現の幅が一気に広がります。これからが楽しみです(大喜)
アップでご覧いただきます(笑)
ちょっと引いてもう一枚。
写真を撮るのが楽しく手仕方がないです(笑)
ちょっと前後してしまったのですが、小川の水表現です。
ここも実験的に”WATER WAVES”を使ってみました。
勾配があるので、向いているかなと思って。
小川はとても狭いので周りに付けないように”WATER WAVES”を置いていくのが結構大変でした。
最終的にはこんな風に注射器を使って流し込んでいきました。
あまり吸い込まないので何度も何度もやりました(笑)
また別な小川はマスキングをして爪楊枝で埋めていくような感じにしてみました。
注射器を使うよりはこちらの方が楽ですが、マスキングテープを剥がす時に、周りに付けてしまわないように注意しなければなりませんね。
小川に橋を架けます。
二歩くらいで渡れてしまう板の橋です(笑)
使用するのは紅茶の葉っぱです。とってもいい香り(笑)
それっぽいカタチの葉を2枚付けました。
まぁ、雰囲気重視ですので(笑)