先ほどの写真を撮ってみると、Nゲージ車両(伊豆急)もちょっとウェザリングを入れないとなと思い始めました。
全部ばらしてシャーシ部分を全体的にリペイントすることにします。
塗装する前に車両を固定するためのプラ棒を付けておきます。
接着ではなく溶接しました(笑)
ちょっとやそっとで壊れないジオラマが櫻のジオラマ制作の一つのテーマです。
車輪はいったんラッカー塗料のシルバーで塗装します。
シャーシ部分はつや消しブラックです。
タミヤ アクリル塗料 のハルレッドとクリヤーオレンジを適当に混ぜて、ハンドピースを少し遠いところに持っていき遠くから少しずつ吹き付けて錆表現です。
実際はもう少し錆っぽい感じがあると思いますが、電車には花を持って欲しいのであまり汚さず、これくらいにしておきました。
Nゲージ車両を固定する穴をあけておきます。
バラストもレールも塗装をしますが、その前にこの工程を入れました。塗料が剥げて欲しくないところまで剥げてしまうことを避ける趣旨です。
Nゲージを固定するために差すプラ棒は長目にしました。完全固定のためです。
電柱を作ります。
ジオラマの雰囲気に合わせてちょっと懐かしいタイプの電柱にします。
全てプラ棒を使用しています。
モデリングペーストで木の筋を作ります。
かなりオーバーですが、これくらいやってしまったほうがそれっぽくなるかな~と思っています(笑)
電柱は木のタイプのものなので、ダークアースを使ってみます。
この手のものは、櫻的にはこの色が一番しっくりきます。
マスキングせずにエアブラシで色を付けていきます。
ここは細かいところまで気にしないで少し色が混ざってもいいのかなと思ったんです。
さてこれは何でしょう?
2mmのプラ棒の角にカッターでカンナをかけて少し丸みを持たせて、横に筋をたくさん入れました。
答えはコレ(笑)
線路脇に電線を守るためのコンクリートでできたアレです。
何ていう名前なんでしょうね。わからないんです(汗)
この撮影の後にサフを吹き、少しホワイトを重ねてからタミヤ エナメル塗料のフラットブラックで墨入れとウェザリングをしました。
線路周りのストラクチャーをどんどん作っていきます。
これは、キロポスト。
2mmの角プラ棒の先端をデザインナイフとヤスリで尖らせます。
キロポストで大事なのは数字。
手書きにしようと思ってマジックで試し書きしたものの、見るも無残な下手っぴさです(悲)
どうしようかと考えて、余り物のデカールで普通は絶対に貼り付けないロゴ下の年代をバラして貼ってみることに。
電車のことは良くわかりませんので、167という中途半端な数字のキロポストなんてあるのかわかりませんが、イメージ重視で良しとしました(笑)
今回使う伊豆急線は流石に600kmとか900kmのキロポストは無いよなと思い3桁目は1にすることにして、6と9は丸っこいのでどちらかにすることにして、角っぽい7を使うことにして、直線的な1と角っぽい7の間に丸っこい6を持ってきてこの形になりました(笑)
って、わかりにくいですよね(笑)
つまりは数字としてちょっとだけ見て、あとは絵として見た目で決めました(笑)
ちょっとここで線路周りは小休止。伊豆急線の車両をもう少しリアルにします。
タミヤ エナメル塗料のフラットブラックで墨入れしてみました。
肉眼ではまぁまぁに見えていても、写真に撮ると粗が見えてきます。
ちょっとやり過ぎのところもあり、このあと少しだけ修正しました。
バラストの塗装をします。
鉄道マニアではないので、詳しいことはわかりませんが、これまで見てきた感じにしていきます。
錆びたような赤っぽい感じですよね。
ということで、ラッカー塗料のブラウン、フラットブラック、フラットベースの3つを使って調色しました。
錆とはいえ、良く使うハルレッドでは赤過ぎるかなと思ったんです。
バラストの基本塗装が終わってから、ラッカー塗料のタンをかなり遠くからエアブラシでちょこっとだけ吹き付けました。
レールの塗装をします。
脇はバラストと同じ色で良いと思うのですが、車輪が当たるところはピカピカのそのまま金属ですので、その部分だけシルバーにします。
そこで、こんな筆?を作ってみました。
2本分いっぺんに塗ることで、レールの側面に色を付かずに、上部だけを平行に塗ることができます。
使い方は、筆にシルバーの塗料を含ませて・・・
こんな風にして塗っていくと・・・
レールの上だけ塗料が付いて・・・
よりレールっぽくなりました(喜)