いよいよこのジオラマ制作最後の制作物となります。
ひまわりに次ぐ夏の花の代名詞、立葵(タチアオイ)です。
まずはお花の制作からいきましょう。
立葵(タチアオイ)はアクリルガッシュで色をつけていきます。
マットな色がいい感じに出るんです。
お花はティッシュペーパーで作るのですが、お花の強度を上げるため、塗料のアクリルガッシュに木工用ボンドを混ぜておきます。
お花の形は、ティッシュペーパーを先の丸いものにあてがって作ります。
ここでは、プラリペアの粉が入っているボトルの頭を使いました。
ある程度の形ができたら、先程の木工用ボンド入りのアクリルガッシュを筆で塗ります。
色付けと形の固定の両方の意味合いがあります。
お花全体を塗るのではなく、根本の部分だけを塗るのがポイント。
全体を塗ってしまうと、型から抜く時に苦労することになりますので(汗)
乾燥を早めるためにヒートペンでジュッと焼きます。
焦がさないように注意です(笑)
ある程度アクリルガッシュが固まったところで、ピンセットで型から抜きます。
根本の部分はしっかりと形を保ってくれているので、そこを持って、花びらの部分の全部に木工用ボンド入りアクリルガッシュで色を載せていきます。
たくさんつくりますよ~
お花の制作はとっても楽しくてテンションが上がります(笑)
今度はおしべ、めしべの部分を作ります。
ここもやっぱり、アクリルガッシュin木工用ボンドです(笑)
ティッシュペーパーで細い細いこよりを作って、アクリルガッシュin木工用ボンドの海に沈めます(笑)
ツルツルしたものの上に置いて乾燥させます。
これは文鎮ですね(笑)
おしべ、めしべが乾燥するのを待っている間に花びらを仕上げてしまいましょう。
まずは、中央部分に黄色を載せます。
ここで使うのは、木工用ボンドを混ぜない普通のアクリルガッシュです。
花びらに変化を出したいので、外側には、少しピンクがかった色を付けてみました。
これで立葵(タチアオイ)のお花の色付けは完了です(喜)
紙切り用のハサミでそれっぽくカットしていきます。
立葵(タチアオイ)の茎はどうしようかな~
これには、ぴったりの素材があるんです(喜)
プリザーブドのソフトストーベです。
そのままだと色がちょっとアレなので(笑)ラッカー塗料で少し明る目にエアブラシしました。
おしべ、めしべの部分が乾燥しましたよ(喜)
おしべ、めしべはピンセットで持って、木工用ボンドで接着するだけです。
葉については、本物の葉の大小いろいろを印刷して、小さい葉は上のほうに、大きい葉は下のほうに木工用ボンドで接着しました。
基本的にはお花も同じで、小さいお花は上のほう、大きいお花は下のほうに接着させます。
そして、京町家の前などに植えてジオラマへの搭載完了となります。
ちなみにこの京町家の立葵(タチアオイ)も取り外し可能になっているんですよ(喜)
画像は、曲がらないように掻き混ぜ棒などで押さえているところです。
押さえる棒は、綿棒を使ったり、手の届くところにある最適な長さのものを使いました。
制作中机の上はいろいろなもので散乱しているんです(汗)