燈籠を流す浴衣を着た女性フィギュアの制作です。
フィギュアのフルスクラッチは難しいですので、タミヤのキャンパスフレンズセットの女性フィギュアの一つをドナーにして制作を進めます。
主に使用するは、超音波カッターとヒートペンです。
この2つの道具がなければ櫻はフィギュアの改造はできません(笑)
超音波カッターで関節部分で切り離します。
超音波カッターで切りにくいところは、ヒートペンで溶かしてカットします。
浴衣姿に時計は不要でので、ヒートペンで消してしまいました。
造形師さんごめんなさい。
しゃがみ込んでいる姿はこれでいいかな。
まだお洋服の彼女ですが、ここから和のテイストを付けていきます。
髪をセンターから少しずらしたところで分けて、後ろ髪も少し改造しました。
ケガキ張りで線を入れたり、エポキシパテを使って浴衣を着せます。
なんとなく雰囲気はいい感じになりました(喜)
なんとなく雰囲気はいい感じになりました(喜)
造形ができた浴衣の女性フィギュアの塗装に入ります。
女性の清楚さとちょっとの色気を入れることができたらいいなと思いながら塗装を進めます。
塗料はタミヤ エナメルカラー 3色を使用します。
大人の女性ですから、派手な色の浴衣ではなく、落ち着いた色柄の浴衣にします。
しっとりとした美人さんが何事もなかったかのように素敵に着こなしている感じです。
柄はいろいろと考えましたが、シンプルな柄にすることにしました。
帯は友禅紙を使うことにしました。
友禅紙はどれも本当に美しいですよね!!
帯は友禅紙を内側に折り曲げたらすぐに帯になります(笑)
帯の結び目は別パーツとしました。)
素材は同じ友禅紙です。
木工用ボンドで接着させます。
帯の結び目を木工用ボンドで接着させれば浴衣姿の女性フィギュアの完成です(大喜)。
灯籠をこれから流すというシーンです。
幸せな麗しき女性に見えると良いのですが。
水表現を行う前にしなければならないことを進めていきます。
これは、女性が桟橋から流す燈籠を照らすLEDです。
これをできる限り見えないようにセットして配線まで処理をします。
水位が上がると桟橋の下側から配線をしにくくなるのでここで行います。
実際にフィギュアに持たせながら位置を決めます。
迷いに迷ってこの位置・角度に決まりました。
ちなみに他の54個の燈籠よりも明るくしてみました。
女性の気持ちとそれに応える魂のイメージなのです。
このジオラマ、ある意味ラブストーリーです(笑)
目立たないようにLEDの周囲の塗装をします。
配線を隠すためにはこういう目地なんかも使いました。
草で隠してしまえば見えなくなります。
本物のボートの係留ロープの結び方を勉強してジオラマに活かしました(笑)
これで、どちらに流れているかがわかりますね(笑)