ここからが櫻が初体験の工程です。
水の回廊の脇に光ファイバーを通して、ちょっとだけ光らせたら映えるだろうなと思ったので、頑張って埋め込んでみることにしました。
まずは、光ファイバーを通すためのパイプを埋め込みます。
こういうのは曲がっているとおもちゃっぽく見えるので、きちんと角を測って埋めていきます。
今回用意したのは、夏休みの工作用の光ファイバーセットです。
ここに七色に輝くLEDと光ファイバー、紙粘土がセットされているんです。
でも、今回使うのは結局光ファイバーだけということになりました。七色に輝くLEDは、今回制作している世界観とは合いませんので。
こんな風に、頭を揃えないようにして光ファイバーを筒に通しておきます。
7個の通路灯でも、1個当たり5本の光ファイバーを通すのと、噴水そのものを光らせる光ファイバーもあるので、全部で40本以上の光ファイバーを使用しました。
LEDを埋め込む前に半田で抵抗を付けなければなりません。
ラジコン製作で半田は随分使いましたが、意外と難しいんですよね。
ジオラマベースの側面に電池ボックスを忍ばせる穴を開けておきます。
LEDは、振動で動いてしまわないように、外周をスタイロフォームで囲っておきます。
で、LEDと光ファイバーを埋め込んだジオラマベースの裏側です(笑)
蟻でももっとましな穴をあけますよね(笑)
櫻の電飾との戦いの跡なんです(汗)
今度はお得意の水表現に写ります(ホッ(笑))
使用するのはいつものようにタミヤの透明エポキシ樹脂です。
とにかく水表現は信頼感が大事です。
絶対固まるという絶対的な安心感がタミヤの製品にはあります。
絶対に固まるようにするコツは立った二つ。
画像のように、計量器を使って1液と2駅の比率を正確に測ること・・・
そして、よく混ぜることです。
泡にならないように、そっと透明樹脂を流します。
数時間が経過するとだんだん固まってきます(季節などにより大幅に時間が異なります)。
固まってきたら、爪楊枝で突いて噴水の水が落ちてきて跳ねている表現を作っていきます。
早過ぎるとせっかく作った跳ねの表現が元に戻ってしまいますし、固まりつつある感じだと、水の表現を加えることは困難です。
水表現をやるときには基本的に付きっ切りで時折り爪楊枝で軽く突いて確認するようにすると良いですね。
大きな水の流れは、タッチアップペイントのキャップの先の形状がぴったりなんです(笑)
固まる時間をうまく見計らうことができるとこんな感じでそのまま固まってくれます。
これでジオラマの手前半分の制作が終了です。
これから奥側の壁を作っていきます。
壁とは言っても高級な住宅の壁ですからゴージャスにいきたいと思います。