レンガの塗装です。
本当は一枚一枚塗っていく方が良いに決まっているのですが、今回は一気に全体を仕上げる方法で時間を短縮させます。
まずは、Mr.COLOR のラッカー塗料のレッドとつや消しブラックを適当に混ぜ合わせた色で全体をちょっとムラ有りな感じでエアブラシで吹いていきます。
茶色がやや乾いたら、同じくMr.COLOR のラッカー塗料のつや消しブラックを、エアブラシで、少しハンドピースを離してまばらに吹いていきます。
タミヤ エナメル塗料 フラットホワイトを薄めたものをレンガとレンガの間に流していきます。墨入れするような感じです。
モールドが甘いのかわかりませんが、はなりはみ出てしまいました。
でもこれはかえって好都合です。
レンガって結構白の比率が高いものもあるんです(笑)
ということではみ出た塗料を、薄め液を軽くしみ込ませた布で拭いていきます。
せっかくの白だったのに少し拭き過ぎてしまいました(汗)
まぁ、でもこれはこれでいいでしょう(笑)
塗装が終わったレンガは、木工用ボンドで貼り付けます。
ここは水を流すので、完全に接着しなくても良いのです。とはいえ木工用ボンドでも結構強くくっつきますけれどね(笑)
クルマを停める床面は四角くカットした石のタイルに見立てます。
ただ、スタイロフォームそのままだと石の感じがでないので、タミヤテクスチャーペイントで下地を作っておきます。
ただひたすらにテクスチャーペイントを塗っていきます。
少し床面に変化をもたらすために、タイルの立て筋は、プラ棒(角)に横筋を入れてフラットホワイトを流して境界としたものを入れることにしました。
塗装したプラ棒の裏面に接着剤を塗ってタイルの立て筋に入れるようにして接着させます。
あまり接着剤を塗り過ぎると、スタイロフォームが溶け過ぎて、奥までめり込んでしまうので注意です。
せっかくサンゴの砂をまぶした水の回廊ですが、ジオラマのイメージとしてはLEDの光が似合うブラックの方が良いのではないかと思い、アクリルガッシュのジェットブラックで塗りました。
勿体ないような気もしますが、やっぱり色は大事ですのでしかたがありません。
水を流す前の目止めとして紙粘土用のニスをたっぷりと塗っておきます。
タイルがどうしても面白くありません。
色が白と黒だけって、それはそれで良いのかもしれませんけれど、櫻にとってはシンプル過ぎるように見えるので、芝を生やすことにしました。
タミヤのテクスチャーペイント 草 グリーン をピンセットで植えるように盛っていきます。
テクスチャーペイントは本当に便利ですね!
いい感じで草が生えました(喜)
水表現の樹脂を流す前に噴水の水を固定させておきます。
これは木工用ボンドではなく、KATOのウォーターエフェクトです。
ウォーターエフェクトは木工用ボンドよりも透明度が高いんです。
ちょっとグラグラしますけれど、水表現の樹脂がしっかりと支えてくれることになるので大丈夫です。
水表現用の樹脂は、ほんの少しの隙間であっても必ず漏れてしまいます。
隙間という隙間は全て埋めてしまいます。
実際の工事で言うとコーキングする感じですね。
使用しているのはウォーターエフェクトです。
ウォーターエフェクトは粘度も高くて扱いやすいのですが、なかなか固まらない(なかなか透明にならない)のが難点ですね。
外側も漏れないように隙間なくウォーターエフェクトを付けて・・・
クリアファイルをピタッとくっつけます。
噴水の流れの水表現です。
これは、透明プラ棒にウォーターエフェクトを少しずつ塗って育てていきます。
乾かないうちにウォーターエフェクトを塗り重ねると下のウォーターエフェクトが白いままで残ってしまうので、薄く薄く、毎日毎日少しずつ塗っていきます。
まさに育てる感じなんです(笑)