製作記 その４（エクステリア（門柱・ブロック壁・フェンス・側溝の蓋等）の製作）

実家の建物はほぼ完成しましたので、 エクステリア（外溝）工事に入りましょう（笑）

今回、実家のジオラマのエクステリアで 難所と思われるのは門柱と塀（へい）なので、 そこから手を付けていきましょうか。



まずは造形です。

エポキシパテにするかプラバンにするか迷いましたが、 四角っぽいパーツがほとんどの構成なので プラバンで製作することにしました。



試行錯誤しながら切り出し＆組み立てをしてみました。

これを一つのユニットにしたのが下の画像です。



そうそう、こんな感じ。実家のポイントをうまく表現できています。
（完全自己満足ですが（汗））



ブロック塀の一種ではあるのですが、 普通のコンクリートブロックではないため、 建物の壁と同じようにモデリングペーストで凹凸を付けます。



あまり起伏の激しい凹凸にはしたくないので、 少量のモデリングペーストを薄く延ばしてから 硬い筆でポンポンと叩いて凹凸を作ります。

凹凸の大きさは、モデリングペーストの量に因ります。 多ければ激しい凹凸となり、少なければ地味な凹凸となります。

今回は地味な方ですね（笑）



だんだん実家の門柱＆塀になってきています。



ある程固まったところで、余分なモデリングペーストを取り除きます。

このあと、Mr.ラインチゼルを使って、筋彫りをしました。



グレーのサーフェイサーを吹いて、凹凸の具合や筋の太さを確認します。



いよいよ塗装に入ります。

造形は満足できる出来だったので、 かえって塗装のプレッシャーが大きいです（笑）

できるだけリアルに仕上げます。

基本のベース色として、サーフェイサーよりも
薄いグレーを吹きました。



ここからがウェザリング（汚し塗装）です。

これでリアルにできるかどうかが決まるので、 気が抜けません。

でも、気を抜いた方が、不規則でいい感じに汚せるんです。
この複雑さは乙女心と同じですね（笑）
（今時乙女と呼べる女性はいらっしゃるのでしょうか（笑））

考え過ぎてしまうと、規則的で不自然な汚しになっちゃうことがしばしばです。



似たような画像を載せていますが・・・（笑）

色の感じとして、手前の門柱は左の色合いで、 奥の二段のブロック塀は右側の色合いが 実際の製作物に近い色です。

撮影は本当に難しい。






二段の塀の上にアルミのフェンスがあるので、 1mmプラ棒と2mmプラ棒を使って再現します。

ピンセットで取り付けないとかなりしんどい作業です。



1時間ほど使って、塗装まで進めることができました。

これもかなり実物に近い感じでできました。



外溝のブロック系ユニットに先ほどのアルミのフェンスを取り付けて つや消しクリヤーを吹いて仕上げます。



門柱やフェンスなど、一つ一つのパーツが 違和感無くユニットになってくれてよりリアルな外溝になりました。

これは、今回のジオラマの目玉の一つになりそうです。



側溝の蓋は、Mr.ラインチゼルで筋堀りをして表現しました。

一枚一枚作りたかったのですが、時間がありませんので見送りです。

次の頁は、製作記 その５（植栽（木・草・花）の製作）

プラモデル製作記

• 製作記 その１（箱絵・パーツ紹介、仮組み）
• 製作記 その２（シャーシ組み立て、シャーシ塗装）
• 製作記 その３（ボディ塗装と内装塗装）
• 製作記 その４（クリアパーツ塗装・仕上げ）

プラモデル完成画像

• 1992年（平成4年）JZX90 トヨタ・マークⅡ 2.5 グランデG完成画像

ジオラマ製作記

• 製作記 その１（骨組みからモルタル壁の製作）
• 製作記 その２（タイル床・玄関外灯・岩板の製作）
• 製作記 その３（屋根の製作・擦りガラスの製作と組み込み）
• 製作記 その４（エクステリア（門柱・ブロック壁・フェンス・側溝の蓋等）の製作）
• 製作記 その５（植栽（木・草・花）の製作）

ジオラマ完成画像

• 完成画像（各部の拡大画像）
• 完成画像（全景）
• 完成画像（屋外撮影）

ジオラマ製作動画

• ジオラマ製作動画

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