モルタル壁風に仕上げたモデリングペーストが乾燥したので、
屋根部分を製作していきます。
この辺で、ジオラマ製作が中盤あたりというところでしょうか。
納期(父の誕生日)が迫っていますので、急いで製作を進めます。
屋根部分はある程度の厚みがありますので、
2枚のプラバンを上下に配置するようにして形を造っていきます。
画像は、下の部分のプラバンを玄関の上に置き、
プラバンとプラバンの間に入る空間を補強するための
プラバンを縦置きにして貼り付けたものです。
上の部分のプラバンを瞬間接着剤で接着します。
上に乗っているのは文鎮です。空間補強用のプラバンに
密着させるために接着用の重しとして利用しています。
破風(はふ)と呼ばれる、屋根の側面部分を造ります。
少しだけ大きめにカットした0.4mmプラバンを貼り付けて・・・
はみ出ている部分をカッターで切り落とします。
こんな風にして全体に破風を取り付けていきます。
屋根を塗装する前に、裏側をマスキングします。
裏側も軒下の部分は露出しますので、屋根の色が付いてしまってはいけません。
いきなりマスキングの工程になってしまいましたが、
破風を取り付けた後に、0.4mmのプラバンをトタン板に見立てて
瓦棒葺き(かわらぼうぶき)という並べ方で屋根を葺きました。
チョコレート色っていうんでしょうか。
こげ茶よりも黒い茶色を吹き付けました。
このトタン板の並べ方が瓦棒葺き(かわらぼうぶき)って言います。
ちょっと古い住宅街に行くと良くあるタイプの屋根です。
屋根を乾燥させている間に
建具を取り付けていきます。
まずは玄関から。
玄関の引き違い戸の格子も丈夫に接着したつもりだったのですが、
建物に取り付ける時につい格子部分にも力を加えてしまい
数本
外れてしまうことがありました。
幸い塗装が剥げなかったのでそのまま接着し直して
事なきを得ました。よかった。
透明な0.4mmのプラバンにやすりがけをして曇りガラスを造っているところです。
建物に組み込んだアルミサッシに先ほどの曇りガラスを貼り付けて
それっぽく見えるようにします。
思ったように表現できてほっとしました。
実家の本物の建物は曇りガラスではなく、
全面透明なガラスです。
でも、透明のガラスを実現させるには、内装もしっかりと
造り込まなければなりませんので、さすがにそこまではできないと思い
曇りガラスでお茶を濁すことにしました。
いや、濁したのはお茶ではなくてガラスでしたね。
・・・
冗談を言っている場合ではありません。
早く作業を進めなければ。