モデリングペーストで作った家のモルタル塗り風の壁を乾燥させている間に
家のドレスアップとも言える小物類を作っていきます。
小物とは言え、櫻は”ジオラマのリアルさは小物で決まる。”と思っています。
・・・とは言い過ぎかもしれませんが、でも重要なことに違いはありません。
ということで、最初にタイルの床を作ります。
これは玄関ポーチ部分のドレスアップですね。
用意したのは、お菓子が入っていたプラスチックの容器です。
底の部分を切り抜き、マスキングテープで角に印を付けます。
あとはエポキシパテを貼り付けていくだけです。
(貼り付けるというよりも塗りたくるって感じでしょうか(汗))
気泡が入らないように注意しながら作業を進めます。
たまに裏側から見て、気泡が入っていたら一旦剥がしてやり直します。
一晩置いておけば、エポキシパテもすっかり固まっています。
あれ、パテの色ってこんな色だった???
いえ、いえ、これはピンクとオレンジの中間色を
エアブラシで塗装した後の画像です。
乾燥したエポキシ
パテの素の状態を撮り忘れました(汗)
ここにオレンジやイエローを、乾いたバサバサの筆で
ポンポンと叩いて塗料を置いていくようにして色を付けていきます。
この方法、”ドライブラシ”っていうんでしたっけ?
名前は定かではありませんが、狙った効果が出ればそれで良しです。
おもっちゃっぽく見えますが、
実際のタイルがこんな感じの配色でして(汗)
お次は、岩板の製作といきましょう。
書いておきながら何なのですが、
たぶん”岩板”っていう単語はないんだと思います。
日本建築で、壁に大き目の岩を組み込んでいるものを
見かけたことがある方もいらっしゃると思いますが、それを作ります。
”岩組み込み壁”って書いた方が伝わるかもしれませんね。
どっちもどっちか(笑)
画像はケガキ針で岩の一枚一枚の輪郭を描いているところです。
これをしておくと、色入れの際に、ケガかれた溝が
塗料のはみ出しを防いでくれるんです。
実際の石を壁に組み込むのも検討しましたが、
プレゼントするジオラマということもあり、
若干手作り感を出したかったので、プラバンに岩を手書きする方法を選びました。
まずは、薄い色からということで、グレーから色入れをはじめます。
ケガいた溝があるので楽々進められます。
あとは、色んな岩っぽい色をポンポンしていくだけです。
ポンポンの最後は黒に限りなく近い色です。
最後に岩と岩の間の溝(実物はセメントの部分)を
グレーで着色します。
こんな感じになりました。
これだけだとちょっと岩板には見えないかなぁ。
壁に貼り付けた時の見た感じを楽しみに待つことにします。
塗料のツヤが気になったので、
つや消しクリヤーを軽く吹き付けておきました。
磨かれた岩ではないので、ツヤがあるのはおかしいですよね。
これは何を作り始めているのでしょう?
リューターに砥石のビットを付けて、3mmABS樹脂棒を削っています。
そんでもって、電動やすりでプラバンを真ん丸に調整して・・・
こちらは、少し楕円気味に調整して・・・
プラバンを細く細く切ったものをライターで炙って
クエスチョンマークのように曲げて・・・
それぞれを、最初にリューターで中央を削って窪ませた
ABS樹脂棒に取り付けていきます。
大きさはライターと比べてみてください。
まだ老眼にはなっていませんが、結構な小ささで作業はちょっと大変です。
この段階でも何を作っているのはわからないかもしれません。
もう少し先をご覧ください(笑)
ハルレッドと少しばかりのクリアオレンジで
錆びた感じを演出してみました。
塗装が終わったら、カットして出来上がりです。
これがこのページ最後の画像だというのに、
これでも何を作ったか不明かもしれません。
(散々引っ張っておいて申し訳ありません。)
実は、これ、玄関の外灯になるんです。
壁に取り付けるとそれっぽくなる予定です(笑)
そういえば、このページのタイトルに”玄関外灯”って
初めから入れていたんでした。
はじめから何を作っていたのかバレバレだったんですね(汗)