ボディ塗装の乾燥期間を使って
内装の筆塗り中。
赤のシートは、
クーペ風'55トヨペット・クラウン用です。
クーペ風'55トヨペット・クラウンは
2シーターにするので、
リヤシートと一体形成となっている
リヤダッシュパネルを切って、
フロントシートに取り付けます。
ミラーやその他のパーツも塗装します。
仕上げは、MR.HOBBY水性ホビーカラー・
クリアー(H-30)の筆塗りです。
光沢が出て、いい感じで
金属っぽくなりますね!
内装取り付け前に、シャーシも整えます。
フロントバンパー、リヤバンパーともに
ヤスリがけをしました。
ヒケ(窪み)がひどかったので
パテで処理しました。
内装パーツを取り付ける前にシャーシに
ちょっとだけ細工をします。
ドリルで穴を開けてから、
ボルトをプラリペアで固定しておきます。
これは、ディスプレイやジオラマを作る際に、
しっかりと固定するための仕掛けなのです。
内装ができました。
'55トヨペット・クラウン・リムジンと
素組みの'55トヨペット・クラウン は、
ほぼ説明書どおりにして、
クーペ風'55トヨペット・クラウンは、
ブラックとレッドを基調として、
アメリカンな感じにしてみました。
さてと、お次はホイールです。
中央のマークの形成が良くなかったので・・・
いったんエポキシパテで
埋めることにしました。
ホイールの中央に埋めたエポキシパテが
少し固まり始めたら、
ハセガワの「モデリングスクライバー
けがき針 (TT-1 )」と爪楊枝を
使い分けて、
三角の形をきれいに作ってしまいます。
固まってからの作業だと、
形成するのが大変になっちゃいますからね~。
固まったところで、
仕上げの筋彫りを行います。
そしてヤスリがけ。
これくらい手をかけてやれば大丈夫でしょう(^^;
説明書によると、ホイールのカラーは、
一部ボディ色を塗るとの
指示になっていました。
こんなちっちゃいホイールの塗り分けは
筆塗りがいいですね。
極細の面相筆で塗り進めますが、
これがなかなか難しい。
何とか色分けができ、最後にMR.HOBBYの
Mr.スーパークリアー・
つや消しを吹きました。
本物のホイールは光沢がありますが、
カーモデル的には
あまりギラギラしていると本物っぽく
見えないので、あえてツヤ消しにしています。
'55トヨペット・クラウン・リムジンの
ボディがまだ乾燥していないので、
できるものからどんどん進めています。
ということで、タイヤにホイールを
取り付けようと思います。
ちなみに、ボディ乾燥は1週間でも
完全とは言えないんです。
一説には数ヶ月なんていう人も
いるくらいなんですね。
ゴム質は固めで良いんですが、
プラパーツのように
ランナーに4本のタイヤが
付いているものですから、
バリ取りをしなければなりません。
ちなみにランナーからの切り離しの際は、
千切れることを避けるため
かなり残してカットしました。
デザインナイフで丁寧にカットしました。
ホイールの穴の大きさが前後で違います。
前のタイヤは金属の軸に挿す形式で
穴が小さい方。
後輪は、ランナーと間違えてしまいそうな
プラスチックの軸に
挿す形式で、
右側の穴が太いタイヤの方になります。
もともとアリイから発売されていた
1/32 オーナーズクラブ
'55トヨペット・クラウンはモーターライズゼンマイ仕掛けだったようで、
組立説明書によると、
モーターを挟む突起を折って、
画像にある四角いパーツを接着して
軸を通すようにと指示があります。
でも、ランナーから切り離して
すぐに付けてはいけません。
この四角いパーツの内側はバリがいっぱいで、
軸が回転するのを邪魔してしまうからです。
しっかりと内側をヤスリがけします。
併せてプラスチックの軸も中央部分を
幅広くヤスリがけして
回転がスムーズになるようにしました
(外側までヤスリがけしたら
ホイールの穴と合わず
ユルユルになってしまいますから
要注意です。)。
モーターライズゼンマイ仕掛けではありませんが、
車の模型である以上、
手で押したらスッっと走るくらいに
したいですよね
(ジオラマにしたらそうそう走らせることも
ありませんけどね。)。
塗装を終えたタイヤを
シャーシに取り付けてみました。
なんだか
これだけだと
オモッチャっぽいですね(笑)
'55トヨペット・クラウン・リムジンの
ボディは、
塗装後に
ルーフの接合部分の
筋が出てきてしまい
修正して
再塗装をかけているので、
もう少し乾燥が必要になってしまいました。
クーペ風'55トヨペット・クラウンと
素組みの'55トヨペット・クラウンは、
ボディの塗装が乾燥したので、
これから中研ぎを始めます。
年代から考えると、ボディの光沢があまり
テカテカしているのもおかしいので、
ほどほどにするつもりですが、
梨地になってしまったこともあるし、
ある程度の光沢は欲しいので、
1500番で右図のような程度に中研ぎし、
撮影後にたっぷりとクリアを吹き付けました。
素組みの'55トヨペット・クラウンの色は
あずき色にしましたが、
画像は、しっかりした赤に写って
しまってますね。
本当は もっと落ち着いた色合いで、
'55トヨペット・クラウンらしい
昭和30年代をほうふつとさせる
懐かしい色に仕上がっています。