立体ラインを削り落としたり、ヤスリがけをおこなったりしたので、ボディにはプラの粉がたくさんが付いています。また、手の油などが付いているといけないので、塗装前に洗浄をしておきます。
中性洗剤でくまなくきれいに洗います。
洗浄後は自然乾燥が基本です。
タオルなどで拭き取ると必ずホコリが付いてしまいます。
とはいえ、早く塗装に入りたい(笑)ので、エアブラシで空気の圧力をかけてボディ等に付いている水分を飛ばしたりしました。
そうすると圧倒的に早く乾燥します。
色を付ける前にサーフェイサーを吹きます。
ラベルに書かれているとおり、1000番のサーフェイサーです。
ボディに付いているヤスリの傷は800番ですので、やや傷を残しながらも、気にならないくらいに溝を埋めてくれます。
今回はそれで十分です。
エアブラシを使ってサフ吹きをします。
もう、ハンドピースを握るのがシアワセでたまりません(笑)
サフ吹きが完了しました。
ワイルドウイリスのボディは他のラジコンに比べると表面積は少ないですが、それでもスプレー缶のサーフェイサーを吹く時と比較すると数倍の時間がかかります。
まぁ、エアブラシ塗装は大好きなのでむしろ良いことなんですけれど(汗)
サフも乾いたので、色を付けます。
ボディカラーはもちろん タミヤ・カラースプレー TS-5 オリーブドラブ。オリーブドラブ2ではありません。
ただ、昔のタミヤRCガイドブックに掲載されている ワイルドウイリス を参考に見てみると、オリーブドラブではなく、オリーブドラブ2の方が色が近いようにも思うんですよねぇ。
当時オリーブドラブ2のスプレー缶は出ていなかったはずなので、もしかすると、RCガイドブックに掲載されている ワイルドウイリス は、エアブラシ塗装されたものなのかもしれません(グリーンとも違うように見えるんですよねぇ)。
塗料の乾燥中。
ホコリが付いてしまっても、ここは慌てずに、完全に乾燥するまで待ちます。
塗料が乾いてから目の細かい紙ヤスリで取り除くのが一番の早道です。
ここから、ボディ色以外の塗り分けをしていきます。
参考にするのは、当時の ワイルドウイリス の組立説明書と・・・
タミヤRCガイドブックです。
タミヤRCガイドブックは、ワイルドウイリス そのものの写真も役立つのですが、何と言っても箱絵がバイブルになります。
この絵に釘付けになった、昔の少年の方々は多いですよね!!櫻ももちろんその中の一人です(笑)
タイヤハウスの塗装に入ります。
組立説明書のとおりエナメル塗料のセミグロスブラックを選択しました。
マスキングはやや面倒ですが、エアブラシ塗装はきれいに塗装できるのでやめられません(笑)
順調に進んでいる塗装ですが、散々迷ったのがこの部分。ガソリンタンクです。
当時の ワイルドウイリス の組立説明書を見て見ると、ハッチ(ガソリンの注入口?)の部分だけを、タミヤエナメルカラー XF-16 フラットアルミで塗装する指示がありますが、ワイルドウイリー2 の組立説明書を見ると、ガソリンタンク全体を塗装する指示になっています。
もし実車を作るとしたらと考えた場合でも、どちらもあり得るので大いに迷いました。
基本は ワイルドウイリス に忠実に塗装を進めたいと思っていたのですが、最終的に、ワイルドウイリー2 の組立説明書の指示どおり、ガソリンタンク全体を タミヤエナメルカラー XF-16 フラットアルミで塗装することにしました。
理由ですか?その方がカッコイイと思ったからです(笑)
最後はやっぱり感覚になってしまうのは仕方ないですね(笑)
ということで、タミヤエナメルカラー XF-16 フラットアルミを準備して・・・
エアブラシで吹き付けます。
この色は櫻にとって、とても素直に扱えて吹きやすい色の一つです。
シートは、セミグロスブラックを吹きます。
ワイルドウイリス の組立説明書には塗装指示がありませんが、シートは、確かに黒っぽい方が正解ですね。
これは何のランプなんでしょうね~。実はわかっていません(汗)
ここは、ワイルドウイリス も ワイルドウイリー2 もレッドですので、素直に赤を吹いておきます。
ライトの反射板は、エナメル塗料のアルミシルバーあたりで筆塗りしようかな~と思ったのですが、ここもエアブラシで塗装することにしました。
まずは下地としてブラックを吹いておきます。
銀色の塗料は、クレオスのメッキシルバーNEXTを使って見ます。
ライトの反射板の塗装を筆塗りではなくてエアブラシ塗装にしたのは、これを使ってみたかったからなんです(笑)
仮に微妙な感じだったとしても、ライトの透明パーツを組み込んでしまうのでゴマカシが効くかなぁと(笑)
結果はこんな感じ。
メッキパーツのような強い輝きを放つことはありませんが、とてもお品のよろしいメッキ感が出ていると思います。
これならクルマのプラモデルのバンパーなんかにも使えそうです。
ウインカーは、「ワイルドウイリー2用フェイスキット」に付いてきたクリアパーツを使用します。
内側から、タミヤ・エナメルカラー X-26 クリヤーオレンジ を流し込みます。
塗るっていう感じではなく、塗料をウインカーの容器に移し替えるだけです(笑)
さあ、さあ、お楽しみのボディ関連アクセサリーパーツの塗装に入ります。
このボンベは、ワイルドウイリス 感満載ですよね~
テンションが上がります。
バリを取って・・・
パーティングラインを消します。
ここはプラモデルと同じですね!
ボディ関連アクセサリーパーツの塗装下準備が続きます。
マスキングテープでマスキングする工程に入ります。
今回のボディ関連アクセサリーパーツの塗装で楽しみにしているパーツの一つが、このジェリカンです。
下側のオリーブドラブ色を残して、残り全部をイエローで塗装するのですが、過去の製作では、このイエローの塗装が思い描いたようにならないのと、ベルトのブラックの塗り分けが、思ったようにはなかなかうまくいかなかったんです。
さて、今回はどうなるでしょうか。
タミヤ・エナメルカラー X-8 レモンイエロー で塗りたいと思います。
下地にホワイトのサーフェイサーを吹いて、乾燥してからいよいよイエローの塗装です。
エアブラシを使って何度も色を重ねていきました。
何とかうまく色が乗りました。
ウインチは、組立説明書通りにセミグロスブラックで吹きます。
ボディ関連アクセサリーパーツの塗装がほぼ終わって乾燥中です。
ジェリカンのベルトのブラックは、乾燥後に塗装しました。
今回のジェリカンは、イエローはうまく乗りましたが、ベルトの塗装は70点というところです。
ここまで塗装が進むとやりたくなっちゃうのがこれです(笑)
パーツを並べて撮影するのは本当に楽しい。
フロントグリルのライトとウインカーを取り付けました。
ライトが実際に電球を埋め込めるようになっているのでやや形状が異なりますが、まぁ、それでもかなり ワイルドウイリス しているので及第点ですね!
やっぱりこのパーツは購入して正解でした!
ウインチは塗装が終了して、フックもよじった針金で取り付けて完成していますので、フロントグリルに取り付けます。
このフロントグリルは社外品ですが、ウインチはポン付けで楽々です。
塗装するかどうか迷っていたのが、この消火器です。
どうして迷っていたかと言うと、”早く完成させたい病”に侵されてきたからです(笑)
この消火器の塗装は結構マスキングが大変そうで、時間がかかりそうですからねぇ。
でも、せっかくここまで作り込んできましたから、心残りの無い作品にしたいという気持ちが勝りました。
腹をくくって闘病生活の始まりです(笑)
消火器全体にホワイトサーフェイサーを吹きます。
マスキングさえできてしまえば、塗装はメチャクチャ楽しいんです。
やっぱり消火器も塗装すると決めてよかった。
イメージどおりに塗装ができてゴキゲンです(喜)
ドライバー人形の腕の位置を決めるためにハンドルにちょこっとだけタミヤ・セメントを付けて仮止めします。