ワイルドウイリー2 の製作ですが、ワイルドウイリー2 のボディを生かした上で ワイルドウイリス のテイストに仕立てます。
画像は ワイルドウイリス とのボンネットのデザインの比較です。
大きな違いは、ワイルドウイリー2 のボンネットには、立体のラインが3本入っていることです。
リヤ側比較。
6本も立体のラインが入っています(汗)
ワイルドウイリー2 のデザインを生かすとしても、この立体のラインは良くありません。
大変そうですが、頑張って消したいと思います。
ボディの随所に入っている立体ラインを消すための準備に入ります。
立体ラインを残してマスキングテープを貼りました。
これは、カットするラインをわかりやすくするというのもありますが、他の部分を傷付けないようにするためという意味合いが強いです。
この工程中、手が滑ってしまうことはあるかなぁと思いまして。
砥石のビットをリューターに付けて少しずつ削っていきます。
画像では、砥石のエッジ部分を使って削っているところですが、場所や削り具合により、先端の面や側面の面で削ったりと適宜替えながら進めました。
ポイントは2つだけ。削り過ぎないことと他の部分に傷を付けないことです。
立体ラインの淵のきわどい部分は拡大鏡を使いながら慎重に進めます。
全ての立体ラインを削り取りました。1時間強というところです。
この工程はリューターが無かったらかなり大変だったろうなぁと思いました。
道具は大事です。
マスキングテープを剥がします。
判決が下るところですが、なぜか楽しい(笑)
全てのマスキングテープを剥がしました。
概ね大きく失敗したところはなさそうです。ヨカッタ、ヨカッタ。
リューターだけでは、画像のような部分は淵の際まで削ることができません。
ここは、彫刻刀の平刀を使ってカットします。
立体ラインは全て削り取りましたが、削った跡がくっきりと残っています(汗)
この後は、ひたすらヤスリがけをして、表面を整える工程となります。
かなり深い削り跡なので、240番の紙ヤスリから始めることにしました。
スタートの目が粗いと、その目を消していく回数が増えるので大変ですが、目の細かいものだとなかなか削り跡が取れませんので、ここは致し方ありません。
できるだけ範囲が広がらないように気をつけながらヤスリをかけていきます。
水研ぎが良いのでしょうけれど、傷の具合がわかりにくいので、櫻はあまり水研ぎを好みません。
240番でのヤスリがけは終了です。
これで、リューターの砥石が付けた深い傷はほぼほぼ取ることができました。
お次は320番で・・・
シャッ、シャッとヤスリがけです。
もう、これは根気しか頼りになりません(笑)
そして、400番のヤスリがけです。
400番からは、立体ラインのあった部分だけではなく、広く全体をヤスリがけします。
塗装した時に塗料の付きが部分により違いが出ることを防ぐためです。
最後に800番で仕上げます。
プラモデルなら1000番までヤスリがけするのですが、ラジコンのボディ、ましてやピカピカボディではなくツヤ消しの塗料で塗装するボディですし、この後サーフェイサーも吹きますから、800番までで問題ありません。
本当に適当ですが(汗)全体的に800番の紙ヤスリをかけました。
これで、立体的なラインを消す工程は終了です!
さてさて、これは何でしょう(笑)
ご覧のとおり、ワイルドウイリス のフロントグリルそっくりの部品なんです。
タミヤ純正ではありませんが、このような製品を作ってくれるメーカーがあると助かります。
(法的にはいろいろありそうですけれど(汗))
「ワイルドウイリー2用フェイスキット」というのが製品名です。
インターネットのいくつかのラジコン専門店で同じものが売られていました。お値段は各店で少しずつ違いますが(笑)
でもポン付けはできなくて、ちょっとだけ加工が必要です。
具体的には、図にある部分をボディから切り取ってしまう必要があります。
ボディに手を加えるのは、やや抵抗がありますが、このフロントグリルを取り付けるだけで一気に ワイルドウイリス の顔になりますので、やむを得ません。
ただ、いざ切り取るとなると結構固くて、普通に刃物でカットしようとすると時間がかかりそうです。
櫻は、リューターのドリルでカットラインにたくさん孔を開けて、ポキッと折る感じでカットしました。
そして、そのあと粗目のヤスリで面を整えました。
ワイルドウイリー2 のボディに ワイルドウイリス 風のフロントグリルを合わせてみた、の図。
うはっ!これはいい感じ!!
ヤスリがけでヘトヘトになっているところですが、これを見て一気にテンションが上がります。
この「ワイルドウイリー2用フェイスキット」も、ボディと同じように、800番の紙ヤスリをかけておきます。
ワイルドウイリー2 ボディのメイン部品の下準備が完了しましたので、小物関係の下地作りに入ります。
まずは、何は無くてもこのジェリカンは外せません。これがあってこそ ワイルドウイリス と言っても過言ではないくらい重要なアクセサリーパーツです。
ということで、特に丁寧に下地の準備をします。
パーティングラインがくっきりと出ているので、ヤスリがけして消してしまいます。
塗料の乗りが良くなることもあるので、全体的に軽くヤスリをかけておきます。
奥まった部分は、塗料のかき混ぜ棒を使うと楽にヤスリがけできます。
他にも消火器やシフトノブ、ハンドルなどのボディ関連パーツはありますが、オリーブドラブ色で塗装するのはこのジェリカンで完了ですので、いったん下地を作る工程は終了とします。
ちなみにジェリカンは、ワイルドウイリス オリジナルのオリーブドラブとイエローの2色で塗装する予定です。
このイエローが結構鬼門だったりしますが、綺麗に仕上がるように頑張ります(笑)