塗装や外装パーツもほぼ取り付けが完了しました(サイドミラーの取り付けは一番最後にします)ので、荷台の床を取り付けることにします。
まずキャブの背板の部分との接合は、プラバンをL字に曲げたものを利用します。
L字プラバンはプラリペアでしっかりと固定させます。
これは、荷台の床だけでなく、背板をより真っ直ぐにする効果も出せると思います。
荷台の両サイド部分は、やはりプラリペアを使ってボディに直付けします。
ここも、L字プラバンの部分も、プラリペアの樹脂粉を接着部に直接置いていき、趣旨液を流す方法で接着させています。
リヤ側のカーブを描いている部分は、床の精度が低くなってしまい、隙間が大きかったので、プラリペアの前に、溝埋めの意味も込めてエポキシパテで固めることにしました。
エポキシパテで隙間を埋めました。表面にはみ出てこないように力の加減をしながら進めました。
これで、大まかなところでのボディ製作は終わりで、細々とした部分を仕上げていきます。
ただ、ここで気を抜くわけにはいきません。窓枠の塗装などはこれからですし、他の部分も仕上げの手を抜くと、これまでの苦労が台無しになってしまいますからね(本当は何も苦労なんてないのですが(笑))
荷台の床をボディに取り付ける際に使ったプラリペアのブラックが目立つので、ボディ色を筆塗りします。
塗装しただけでは、凸凹は修正できませんので、あとでプラリペア(透明)で修正をすることにします。
荷台のアオリ(可動はしませんが(笑)のフチは、木目粘着シートを貼りました。
粘着力は十分なのですが、柔軟性が無いので、貼りにくいですね。ここは、ややシワができてしまいましたが、見た目におかしくないので、そのまま製作を進めます。
粘着力はそれなりにある木目粘着シートですが、いずれは剥がれてきてしまいます。
でも、少しでも寿命を延ばしたいので、木目粘着シートの端(角)の部分に木工用ボンドを少し塗りました。当たり前ですが、剥がれてくるのは必ず端(角)からですから(笑)
木工用ボンドは、プラスチック素材には接着しにくいですが、そっとしたまま1ヶ月くらい経過させると、プラスチックに対しても結構な粘着力が出てくるんです。
木目粘着シートのようにやや厚みのあるステッカーには、木工用ボンドの端の処理は、かなり効果的です。
ボディ製作はまだ続きますが、一旦ここで、ボディのマウント方法を探ります。
実は、この段階に来ても、マウント方法を決めていなかったんです(汗)
決めていたのは、ボンネットにマウント用の孔を開けないことくらいでした(笑)
本当は塗装の前にしておけば良かったのですが、塗装後に荷台の床を取り付ける段取りでしたので、やむをえず、ここでの工程となりました(早く塗装をしたい!っていう気持ちも大きかったんですけれど(笑)
フロントは画像のように、プラバンに孔を開けたものをボディマウントに固定させて、ボンネット側に取り付けたパーツを引っ掛ける形にしようと思います。
前に製作したタミヤ・ハイラックス・ハイリフトのボディで使った方法ですが、思いのほかうまくいったんです。
これがボンネット裏側のボディマウント用パーツです。パーツとは言ってもプラバンをC型に曲げただけですけれど(汗)
プラリペアでガッチリと固定されています。
リヤ側は、荷台の床に孔を開けて固定させることにしました。こちらは、後々木目粘着シートで孔を簡単に隠せますので。
ちょっと問題なのは、荷台の後方の傾斜部分に孔を開けなければならないことです。
ここは、上からスポッと載せるのではなく、フロント側からリヤ側へスライドさせて固定する形式にして、荷台の傾斜問題をクリヤしました。
具体的には、ボディマウントの孔にネジを入れて、六角ボルトで固定し、ネジの頭とボルトの間にスナップピンを入れるという方法です。
スナップピンで固定させたところです。
画像では、スナップピンを縦に差し込んでいますが、横に差し込むこともできます。
(要はネジを中心にして、スナップピンは自由に動いてしまうということでもありますね(汗))
懸念だったボディの搭載の問題も片付きましたので、ボディの製作に戻ります。
窓枠の塗装をするためにマスキングをしました。マスキングテープの種類の使い分けはいつものとおりです(笑)
窓枠の色は、タミヤ・エナメル塗料 XF-1 フラットブラックにしました。
エナメル系ですので、失敗しても修正が容易なのは何よりもありがたいです。
エアブラシで薄っすらと少しずつ、が塗装の基本です。
マスキングテープを剥がす際に、ボディの塗料をわずかに持っていかれてしまったところがありましたが、塗装そのものはうまくいきました。
クリアでピカピカのウインドウのパーツ。もったいないですが、後方をカットしなければなりません。
走行させてしまえば どうせ傷は付いてしまうのですが、最初はピカピカのままにしておきたいので、ホビーソーでカットする前にマスキングテープで表面を保護します。
ウインドウを保護するマスキングテープは、塗装の時に使用したものの二次利用です。フロント部分のマスキングテープに塗料が付いていることからバレバレですね(笑)
切ってしまえば後戻りできませんので、カット位置を再度確認してからホピーソーでギコギコしていきます。
マスキングテープをしていないと、カットする時に出てくる切りクズが静電気でくっついて、それを払う時に傷が付いてしまうんです。
やっぱりマスキングしていて良かったです。
カット完了。
これからボディに取り付けるので、指で触ってしまうところだけにマスキングテープを貼り直しています。
ウインドウパーツとボディの接合はピッタリで、何も調整が要りません。さすがは世界のタミヤのキットです。