注文の翌日に届いた「ワーゲンオフローダー2010」のボディです。
こんなにいとも簡単に ワーゲンオフローダーのスペアボディが手に入るなんて夢のようです。再販してくれたタミヤさんには本当に感謝です。
ステッカーがオリジナルのものではないのは、やや残念ですが、このステッカーの件も含め、タミヤさんが経営的な努力をして再販を実現させたことは素晴らしいことだと思っています。
樹脂パーツは、当時のものと変わりないんじゃないかと思います。
当時のボディのことはあまり覚えていませんが、素材はやや柔軟性の高い樹脂に変更になっているような気がします。
もう深夜ですし、明日も仕事がありますので製作には入れませんが、我慢できず SCX10 のシャーシに載せてみました(笑)
ワーゲンオフローダー を SCX10 に載せる際の最大のネックは、シャーシのホイールベースが遥かに長いことです。
普通のワーゲン・バハ風のままで胴体だけを長くするとリムジン風で、ちょっと風格のある感じになるのですが、今回、櫻がイメージしているのは、ちょっと違うんです(笑)
何を作るにしても、まず最初は、ボディを半分に切ることが必要です。
マスキングテープを貼って、カットするラインを決めます。マジック等で直接線を引くよりもラインを決めるのが楽ですし、何度もラインの引きなおしができるのでリスクがありません。
リューターでカットすると、時間も労力も半減するのですが、真っ直ぐカットするにはのこぎりが一番!ということで、ホビーソーでギコギコします(笑)
几帳面に切り始めから終わりまで続けてカットするのも良いのですが、向きや形状によって切りやすいところを部分的にカットしていく方がカットラインが曲がるリスクが少ないように思います。
カット完了。大切なボディを切り刻んだことを後悔しないように、タミヤさんも納得(笑)する位のボディを作らなければなりません(笑)
今回ルーフが必要なのはフロントシート側だけで、リヤ側はカットしてしまいます。
マスキングテープでカットラインに印を付けます。
カットラインに曲線が入る場合にはリューターが大活躍します。
早いし、カットラインが綺麗にできます。
カット完了!
これが、今回の ワーゲンオフローダー ボディ 改造の全容です。
ワーゲンオフローダー を ピックアップトラック にしてしまうのです!
以前から、こんなのあったらカッコイイだろうな~と思っていたんです。
ネットで検索してみても ワーゲンオフローダーのこの手の改造例は見たことがありませんし、実車でも、ワーゲン をピックアップトラック にしている例はあまり無いようなので、常に珍しいものを作りたいと考えている櫻にとって、「もうやるしかない!」っていうちょっと前のめりな心意気なわけです(笑)
ワーゲンオフローダー の持つ曲線美を損なうことなく、美しくおしゃれな ワーゲンオフローダー・ピックアップトラック にしたいと思います。
まずは、キャブと荷台の間をどれくらい伸ばすかを決めなければなりませんので、ちょっと細めのプラバンをプラリペアで結合させてバランスを見てみます。
キャブと荷台の間の鉄板の切り出しです。いや、素材はプラバンですけれど(汗)。
はじめに厚紙で型紙を作って、それをベースにプラバンをカットします。
ボディに飾りを付けたり、ましてやボディそのものを改造するならば、絶対に取れたり、壊れたりしてはいけない、というのが櫻のポリシーです。
今回の改造では、フロント部(キャブ)とリヤ部(荷台)の結合部分に強度をどれくらい持たせることができるかが勝負になります。結合部分は、プラリペアでの結合が基本です。
カットした鉄板(笑)をボディに取り付けます。大事なところなので、ヤスリやカッターで鉄板のサイズの微調整をしてピッタリにしてから取り付けます。
裏側は、美しさよりも強度を最優先にしますので、見た目は犠牲にしました。
美しさと強度を兼ね備える方法もあるにはあるんでしょうけれど(汗)