いよいよボディ塗装に入ります。
ワーゲンオフローダー のボディは2色塗り分けが基本ですが、今回もそれを踏襲します。
ただ、よくある原色系のツートンカラーではなく、今回は、ちょっと品の良い大人の感じのクラシカルな雰囲気に仕上げます。
丁度良い既成の色が無いので、色を作ることにします。
使用するのは、Mr.カラー 1 ホワイト(白) と Mr.カラー 44 タン です。
タンを白で薄める感じで色を作ります。白の使用量が圧倒的に多いです。
塗装で一番大切なマスキング。色の境目にはタミヤ製の品質の良いマスキングテープを使い、境界線以外には、ホームセンターで安く売っているマスキングテープを使用します。
仕上がり重視なので、マスキングテープの使用量は惜しみません。でも、模型作りを続けるためにはお小遣いのコントロールをするのも大切ですから、マスキングテープを品質で使い分けて節約をします。(笑)
薄い色の塗装は一気に塗るとうまくいかないので、薄っすらと何度も何度も塗り重ねます。早く完成させたい気持ちを抑えて根気良く塗装を進めます。
今回は、1回ずつ乾燥させながら、7~8回塗り重ねました。
さぁ、判決が下ります(笑)マスキングテープを剥がすのは、いつもワクワク・ドキドキです。
結果は、完全勝訴でした(笑)
ここだけで”ワーゲンオフローダー”とわかるリヤ側もうまくいきました。
ワーゲンオフローダーの形状は本当に美しい&カワイイですね!
塗装で、更にその良さを引き出すべく頑張ります。
ボディサイドは、木目の粘着シートを貼ることにしました。
イメージはウッディワゴンです。”ウッディワゴン”っていう音の響きも含めてなんとなくレトロチックで、今回の ワーゲンオフローダー ピックアップトラック に似合うかなぁと。
木目粘着シートは柔軟性があまりないので、しっかりと押し付けながら貼り付けていきます。
今は貼ったばかりなので、しっかりと付いていますが、でも、ただ貼っただけでは、粘着部分の少ない端の方から剥がれてきそうです。ここは何か粘着強化処理をしないとダメですね。
ワーゲンオフローダー に木目は似合うと思っていましたが、ここまでしっくりくるのは本当に嬉しい(喜)
ボディをツートンカラーにするため、マスキングをしっかりとおこないます。マスキングテープを密着させてから、カッターナイフや、デザインナイフで塗装したい部分をくり貫きます。
デザインナイフは曲面が得意で、カッターナイフは直線や緩やかなカーブが得意。道具の特徴がわかってくると仕上がりもとてもキレイになりますね!
今回の ワーゲンオフローダー ピックアップトラックは、少し落ち着いた色でまとめていきます。
ボディのメインカラーは、Mr.カラー 1 ホワイト(白) と Mr.カラー 44 タン の混合色でしたので、それよりも濃いけれど、色相が近しい色の Mr.カラー 45 セールカラー にすることにしました。
いや、実は、これ、Mr.カラー 44 タン と間違えて買ってきてしまったんです。
当初の予定は、白 と タン の混合色と タン のツートンカラーにしようと思っていたのですが、タン の塗料が空っぽになってしまい、追加で買ったのはいいけれど、家に帰って良く見てみたら、セールカラーだったというわけです。
秋葉原のヨドバシカメラで買ったのですが、44 タン の棚に 45 セールカラーが入っていたようです。
店の人が間違えることも少ないと思いますので、お客さんが戻した時に間違ったのかなと思います。
ちょっと急いでいたというのはあるけれど、棚の番号とキャップの色だけで判断してしまうのはいけないですね。
・・・でもね、結果としては大成功だったんです。
リヤのランプ類のパーツの外装もエアブラシで セールカラー を吹きます。
この淡い感じが何ともいえなくイイ感じ。
塗料がやや乾燥したところで、マスキングテープを慎重に剥がします。
慎重に剥がしたのですが、何ヶ所か少しだけマスキングテープに塗装が持っていかれてしまったところかありました。
混合色は二度と同じ色は作れませんので、先ほどのボディの塗料も、少し多めに作って残しておきました。それを使ってタッチアップします。
筆は、細い面相筆で、できるだけタッチアップ部分が広がらないようにします。
メインの塗装が完了した ワーゲンオフローダー ピックアップトラック のキャブ部分全景。
品の良いオーラを発しているように見えます。・・・親バカとでも言うんでしょうかねぇ。もう、かわいくて仕方が無いわけです(笑)
でも、この、淡い同系色のツートンカラーは、完成後のカメラやビデオ撮影で、色をキレイに写すのが難しそうです(汗)
ひとまず、クリヤを吹いて塗膜を保護します。
この時は、つや消しにするかどうか迷っていたところですが、最終的にはつや消しにしました。
いつもそんな感じなので、きっとピカピカよりもつや消しの雰囲気が好みなんだと思います。あまり自覚はないのですが(汗)