ボディ本体は、樹脂そのままの色を生かしましたが、幌(ルーフ部分)は、バフにて塗装する指示がありました。
ここで使用するネジも軽く入れて、一緒に塗装します。
タミヤ・エナメルカラー・XF-57バフをエアブラシで吹きました。
焦らず、乾いては塗り、を繰り返します。
幌の乾燥中。
乾燥したら、つや消しクリヤで塗面を保護します。
ビスも良い感じ。
しかし、この布っぽさのケガキ表現は素晴らしいですね!
バフを塗装すると、本物の布のように見えてきます。
ドライバー人形の服について、組立説明書では、”服は好きな色で塗ってください”とありましたので、ロイヤルブルーで塗装することにしました。
ブルー系が似合うと思ったのと、ランボルギーニ・チータに乗れるということはある程度のステータスを持っている人が連想できるので、”ステータス”="ロイヤル”っていうことで、ロイヤルブルーなわけです(笑)
「本当に?」って声が聞こえそうですが、本当にその理由です。
これまた、カワイイ格好で乾燥中。
服にここまでのツヤはおかしいので、このあとつや消しクリヤを多めに吹くことにします。
タミヤ・ランボルギーニ・チータのシンボルの一つである、ショベルと斧も塗装します。
これを塗るのが楽しみだったんですよね~(笑)
まずは、ガンメタルで金属部分を塗装して・・・
柄の部分はタンで塗装します。
最後に斧の刃の部分とショベルの先端部分に軽くシルバーを塗って塗装の完成です。
ジェリカンの塗装指示はありませんでしたので、塗装はやめておきます。
櫻としてはつや消しのレッドで塗りたかったんですけどねぇ(笑)
いつもなら柄の部分はつや消しにするのですが、ここは、昔の模型の感じを残したかったので、つや消しにしませんでした。
ここから先は、これからのオーナーさまに委ねたいと思います。
とはいえ、このピカピカはいただけませんので、予定どおり、つや消しクリヤをたっぶり吹きました。
これは、リヤ側にあるハッチハンドルなんですが・・・
6個のうち一つが足りないんです。
櫻が落札したオークションの説明にも書かれていたので、もちろん納得の上での購入です。
このランボルギーニ・チータは、ボディもシャーシも圧倒的にパーツの不足が少ないんです。
ハッチハンドルは自作できそうですから何の問題もありません。
ということで1mmプラ棒で自作です。
ライターで炙って曲げた後に、やすりで形成します。
製作途中はこんな感じ。
タンで塗装してみました。
やや曲がっていますが、ライターのガスが無くなってしまい、曲げの作業ができませんので、これは、櫻の履歴としてこのままにしたいと思います。
あとは、次のオーナーさまにお任せです。
そのため、外しやすいように、やや弱めに接着しておきました。
ドライバー人形は目だけ入れることにします。
とっておきのマシンですから、青雲堂の筆を使いたいと思います。
目は本当に難しいんです。
無難に黒を入れましたが、考えて見れば西洋人っぽく、青でもよかったかも。
ロイヤルブルーのつなぎ服が決まっています。
この人形、おそらくレジンでできています。
接着剤では心もとないので、強力両面テープで取り付けることにしました。
ボンネットにちいさな部品を取り付けます。
フラットブラックで塗装しています。
ピンセットはつよく押さえると塗料が剥がれてしまうので、力の加減が難しい。
接着剤を周りに付けない様に慎重に行いました。
幌の取り付けです。
ビス6個で取り付けです。
幌と一緒に塗装をしましたので、ビスにも色が付いていますが、ネジ留めの際に少し剥がれますので、その修正です。
ちなみに、タミヤ・ランボルギーニ・チータで使用されているビスは全てマイナスなんです。
時代を感じますよね~。
タミヤ・ランボルギーニ・チータは、旧車中の旧車ですが、こうのがたまらないわけです。
オークションで見ていると、このパーツが無いものが多いんです。
今回のキットには、左右ともにパーツがあります。
このパーツは、見た目にもかなり影響があるところですので、絶対になければならないパーツの一つですよね!
これが最後の塗装になります。
なんだかわかりますか?
幌の端の部分なんです。
オークションで出されているタミヤ・ランボルギーニ・チータでは、これも付いているものが結構あります。
目立たないパーツではあるのですが、これがあると無いとでは、ディティールがかなり違ってきます。
そして、これ!
ウインドウは未開封なんです!!
包みのセロテープもいい感じでヤレています。
剥離紙を剥がすと、ピカピカのウインドウが顔を見せてくれました!!
縦に筋傷が軽く入っていましたが、まぁ、これも昔ならではのユルさなのかもしれません。
でも、剥離紙を付ける前に付いていたことになりますが、ちょっと不思議ですね。
フロントガラスを挟み込むようにフレームを接着させます。
フロントガラス部分に接着剤が付きませんように!
大丈夫でした(ホッ)
ほぼパーツは完璧に近いくらい揃っていたのですが、その中で無かったのが、バックミラーステーです。
ここは自作といきましょう。
適度な硬さと太さのものがなかなか見つかりませんでしたが、灯台下暗し、クリップがちょうど良さそうです。
まずは真っすぐに伸ばして・・・
左側のミラーステーを真似て曲げていきます。
右が自作のミラーステーです。
輝き過ぎですが、まぁ、良しとしましょう。
これで、タミヤ・ランボルギーニ・チータのボディ製作は完了となります!!
旅立つことが前提での製作でしたが、タミヤの名作ラジコンを深く堪能することができました。
キットをお譲りいただいた方、これからオーナーになられる方に感謝いたします。