「模型大好き!」では初めてのラジコンレストア記のお届けです。
タミヤの名ラジコンであるランボルギーニ・チータのレストアの実況中継です。
運良く入手することができた タミヤ・ランボルギーニ・チータ のご紹介です。
このキットをレストアして、命を吹き込みます!
まずはシャーシです。パーツもほぼ全て揃っているし、全体的にとても良い状態です。
ただ、スイングアームの間に、強力にこびりついた土やホコリ、その他の汚れが結構ありました。前の所有者の方は、粘土質の路面を走行させていたように思います。
当時の所有者の方(おそらく子ども時代でしょう)が、場所を選ばず楽しんでいたのでしょう。この タミヤ・ランボルギーニ・チータ がもっとも幸せが時だったのかもしれません。
でも、また、櫻の手でその若かりし日を取り戻してあげます!
このシャーシで気になる所は、トーションバーの部分です。
トーションバーは、この個体に限らず タミヤ・ランボルギーニ・チータ の泣き所として有名ですが、今回の タミヤ・ランボルギーニ・チータ もご多分に漏れず、前輪の右側のサスペンションが効いていません。
再販された コンバットバギー のトーションバーは、仕様が変更になっていますので、今回の タミヤ・ランボルギーニ・チータ のレストアには使えません。
もし壊れているとしたら、現在取り付けられているパーツをリペア(リビルド)するなど、何か工夫をしなければなりません(見た目には折れていないのでちょっと期待はしているのですが。)
このトーションバー周りが今回レストアで一番難しいところかもしれません。
タイヤも遠めには無事に見えますが、ゴムが劣化して細かいヒビが入ってしまっています。
幸い致命的な大きなヒビはありませんので、ひとまず、そのまま使用することにします。
とはいえ、ゴムが粉っぽくなって崩れかかっているのも事実ですので、延命措置は必要になります。
ボディは製作途中のもので、何と走行暦が無いものです!新品と言ってよいですね!
ハッチハンドルが1本無いのが残念ですが、6本中5本ありますので、1本は複製して乗り切ることにします。
それにしても タミヤ・ランボルギーニ・チータ の存在感は凄いです!!
見ているだけでウットリしてきて、ニタニタしてしまいます。(笑)
ルーフパネルも、もちろん新品です。
ただ、ボディに合わせてみると、画像左の曲がっている部分とボディのAピラーにまったく合いません。
保管している間に広がってしまったようです。
これは曲げなおしが必要です。
スペアが無いのでこの作業は怖いですね~(冷汗)
ボディ周りのアクセサリ部品類です。
それぞれパーツ毎に組み上がっていますが、全て揃っているので問題ありません。
見た目には全く問題ありませんが、プラスチックが劣化している可能性がありますので、塗装時や組立て時の扱いなどには気をつけなければなりません。
ショベルも斧も、他のどれを見ても タミヤ・ランボルギーニ・チータ の雰囲気満載です。
櫻のワクワク感も満載です(笑)
無段変速スピードコントロールスイッチやドライバーフィギュア、シートなども、もちろんあります。
電池で走行させる際に使用する接点部品まであって感動です(驚)
そして、ステッカーも無事なようです。
中古車ではありますが、それぞれがとても良い状態です。何よりも、欠品がほとんどない(リヤのハッチハンドル1個だけ)というのも凄いことですよね!!
このような素晴らしい状態の タミヤ・ランボルギーニ・チータ のキットを手にすることができて本当に幸せです!!
お譲りいただいた方、ありがとうございました!!!
レストア作業は、一番気になるシャーシから始めていきます!