YouTubeでラジコンの動画で視た、衝撃的な脚の動きをするAxial SCX10 の製作記。
実際に作ってみて、Fun To Drive するべく、しっかりと着実に、本来の性能を完全に引き出すべく製作を進めています。
このページでは、トランスミッションの組み立ての様子を実況中継しています。
トランスミッションの組み立てに入ります。この工程は、スリッパークラッチなど、SCX10の組み立ての目玉の一つになっているので楽しみです。
トランスミッションは、特にロッククローリング時には、ギヤに大きな負担がかかると思ったので、アキシャルのオプション AX30708 コンプリート・メタル・ギヤ・セット を使用することにします。
向かって左がキットに標準のパーツで、右が Axial AX30708 コンプリート・メタル・ギヤ・セット です。
Axial AX30708 コンプリート・メタル・ギヤ・セットの拡大画像です。
金色のアキシャルのロゴマークが光ります。
どうせ隠れてしまうところですが、こういう細かいところまで手を抜かない姿勢に好感が持てます。
そして、何より、このシャープな歯が素晴らしい。ウットリする程に美しいですね!
ここの工程は基本どおり。ベアリングを入れて・・・
シャフトを刺して・・・という普通の工程です。
スチール・アウトドライブ・シャフトをギヤにネジ留めします。ここは、キットに添付してくるネジ留め剤を使用します。
スチール・アウトドライブ・シャフトを両側からギヤを挟み込むようにして取り付けます。
このギヤは、モーターの動力をフロント、リヤ両方に伝達させるための重要な役目を担います。
これがトランスミッションを構成するメインパーツです。
画像で見ても、樹脂ギヤとの違いがわかってしまうくらいに精度の高い加工がなされていますね!
オプションパーツであるスチールのギヤは、重さも樹脂のギヤよりもかなり重たいですが、画像からも何となく重そうな感じはお伝えできているのかなぁと思います。
トランスミッションケースにギヤを組み込みます。
この超機械的な雰囲気がたまりませんね!完全にノックアウトされてしまいました(笑)
注油用?の小窓には、アキシャルのロゴマークが入ったキャップをはめ込み、ホコリが入るのを防ぎます。
スパーギヤを取り付ける前のトランスミッション。とてもコンパクトに設計されています。
スパーギヤカバーとモータープレートを取り付けます。
トランスミッションにスパーギヤカバーとモータープレートを取り付けました。
モータープレートもアキシャル純正のオプション品が用意されていますが、標準添付のモータープレートもしっかりとしたメタル製ですので、ひとまずこれで様子を見ることにします。
いよいよ、SCX10 の売りの一つであるスリッパークラッチの組み立てに入ります。
まず、アウター・スリッパー・プレート(金属の方)にスリッパー・パッドを貼り付けます。
スリッパー・パッドには予め両面テープが貼り付けてありますので楽チンです(笑)
スリッパープレートをスパーギヤに取り付けます。
ここもしっかりとネジロック剤を付けてからビス止めを行います。
反対から見たところ。
このスリッパー・パッド側を、トランスミッション側にも取り付けたアウター・スリッパー・プレート(金属の方)に密着させるんです。
高負荷がかかった時に、これが空回りするってわけですね。
スリッパーを付けたスパーギヤをトランスミッションに取り付けたところ。
いざという時には空回りできるように、ロックナットを少し緩めておくのがポイントです。
しっかり締めすぎてしまうと、せっかくのスリッパークラッチが働きません。
組立説明書によると、具体的には、一度完全にロックナットを締めてから2回転分を緩めるそうです。
ここの部分も当然に英語で書かれていますが、なんとか中学英語でも理解できる内容でした(汗)
そしていよいよモーターの取り付けです。
これがトランスミッションの組み立ての最終工程です。
今回選んだのは、Axial の 27T モーターです。
やっぱり、AxialのキットにはAxialのモーターかな~という単純な理由です(笑)
Axial からは、他に20Tモーターと55Tモーターが発売されています。
今回の Axial(アキシャル)・SCX10・ジープ ラングラー G6 は、ロック・クローリングよりも、公園などのフィールドの走行をメインに考えているので、ある程度スピードもあって、いざという時にはロック・クローリングも楽しめるバランスの良い(中途半端?(笑))な27Tモーターにしたのであります(笑)
トランスミッションに Axial 27Tモーター を取り付けたところ。
印刷面が出なくてちょっと残念。
トランスミッションにスキッドプレートを取り付けます。
スキッドプレートもメタル製の社外オプション品にしました。
すぐに傷が付いてしまうのは、樹脂製も、メタル製も同じなんですけれど(笑)
実は、完成して何回か走行させた後に、タミヤ・スーパーストックTZモーターに交換しました。
Axial 27T モーター も安定走行ができてとても良かったのですが、公園で走行させていると、”もう少しスピードがあるといいなぁ”と思ってしまうんですよねぇ。
ただ、いつもの公園にも結構傾斜のある山がありますので、それを登るくらいのトルクは必要ということで、ハイスピードとハイトルクが両方実現できる(これまた中途半端?な)モーターを探していたら、タミヤ・スーパーストックTZモーターにたどり着いたんです。
これがタミヤ・スーパーストックTZモーターの外観です。
櫻はAmazonで購入したのですが、Googleの画像検索をすると、ブルーが基調のこのデザインとは別に、モノクロの渋いデザインのものもあるんですね。
おそらくどちらかが旧製品で、ちょうど端境期(中途半端な時期?(笑))に購入したということなんでしょう。
タミヤ・スーパーストックTZモーターをトランスミッションに搭載しました。
適度にデザイン面が外側に出てくれています(笑)
次のページでは、シャーシ完成のところまで持っていきます!