レンガを敷き詰めた道とレンガの壁の噴水を造る予定なのですが、レンガの情景シートが足りないので、紙粘土で複製します。
使用するのは昔ながらの紙粘土。フワフワタイプのものではありません。
何のことはありません。レンガの情景シートの裏側にペタペタと付けていくだけです(笑)
紙粘土をできるだけ均等に広げていきます。
紙粘土が乾燥してからできるだけ割れないようにするため、プラモの箱を分解した厚紙をペッタリとくっつけておきます。
反らないように定規や文鎮を載せて2~3日放置しておきます。プラスチックの面を上にしておくのがミソです。表面も内側も均等に乾燥させるためです。
8割がた乾燥したので、シートを剥がします。さてどうなるでしょう。
一部は欠けたり、型がうまく取れなかったりしましたが、噴水の背になる壁の面積分を取ることができました。
完全乾燥してしまう前に、少し曲げて曲面にしておきます。
丸みを入れて、ちょっとおしゃれな、アンティークの雰囲気漂うレンガ壁&噴水に仕立てられたらいいな~と祈りつつ(笑)
ジオラマのベースを作ります。
あまり大きなジオラマではありませんが、少しでも変化に富んだ、見た目に面白いジオラマにしたいので、少し斜め配置にします。
実際に ジャガーマーク2サルーン を置いて、クルマの配置を考えながら、道や庭部分の場所を決めていきます。
庭の中にある路は、レンガのおしゃれな感じにします。
ここは、型取りしたレンガではなく、レンガの情景シートをそのまま使います。
ベースは、スチレンフォームではなく、プラバンを使用します。
ジオラマそのものを、額縁のフレームに載せるので、スチレンーフォームのような厚みがあるのは都合が悪いからです。
レンガの情景シートは、プラモデル用の接着剤で貼り付けています。
このジオラマのポイントの一つ。噴水とその水周りを製作していきます。
紙粘土をお皿のように、丸く・平坦に延ばしたところに、タミヤセメントのビンのフタなどでスタンプして、丸い形を造っていきます。
カッターでだいたいの形を造ったら、紙やすりで丸く形を整えていきます。
形ができたら、モデリングペーストを塗って・・・
毛筆用の太筆で軽くポンポンと叩いて質感を出します。
丸一日乾燥させておきます。
モデリングペーストが乾いたら、中央にドリルで孔を開けます。
中央にバルサ材の丸棒を通して、噴水の原型の完成です。
噴水はひとまずここまでにしておいて、後で水の零れ落ちる感じを作っていきます。
噴水の水周りのレンガの製作です。
レンガの情景シートを丸く曲げます。
裏に厚紙を木工用ボンドで貼り付けて、情景シートがきれいに曲がるようにしています。
グリーンの壁の製作に入ります。
素材はスチレンボード。
裏側に切れ目を入れると・・・
壁がきれいに丸く曲がります。
表からみるとこんな感じ。
庭の原型ができました。