いきなりJZX90 トヨタ・マークⅡボディ3枚の画像です。
この写真は3枚ともボディのパーティングラインを写したものですが、
画質を落とすとほとんどわからなくなってしまうくらい
軽微なもので、設計者の方の腕を感じました。
仮組みした時に、ヒケが無いかどうかも確認済でしたが、
塗装をしてから気づいても手遅れなので、尚、良く確認しました。
でも、どこにもヒケは見当たりませんでした。素晴らしい!
'92年 マークⅡの特徴的なリア側もヒケは無く、
薄っすらとパーティングラインがある程度で、
それもヤスリの1500番で簡単に取れてしまいました。
パテでの修正も要らず、時間が無いところでとても助かりました。
ヤスリをかけたボディは念のため中性洗剤で洗浄して
自然乾燥しました。
ここで慌てて水分を拭き取ると、布についているホコリが付いてしまいます。
更に擦ってしまうと要らぬ傷がつきますし、静電気も発生してしまい
後の作業に余計な時間が取られてしまいます。
ここは、他の作業をしつつ、じっと我慢です。
塗装用持ち手を付けた、アオシマのJZX90 トヨタ・マークⅡ。
今回は2本の持ち手を付けてみました。
かえって持ちにくいかもしれません(笑)
ベースのサーフェイサーは最終的にホワイトにしますが、
念のためグレーのサーフェイサーを吹いて、ボディの傷や歪み、窪みなどを確認します。
でも、やっぱり何も出ませんでした。
しっかりと確認したJZX90 トヨタ・マークⅡボディにホワイトサーフェーサーを
吹きつけて、乾燥が確認できたら、
「99工房 タッチアップペン T-40 トヨタ用057 ホワイトパールマイカ」を
薄く薄く吹き付けて、後にちょっと濃い目にして重ね塗りしていきます。
そして、クリアを吹きます。
このクリアも「ボデーペン クリアー」という実車のもの。
これは、実車の塗料を使ったからこれを選んだのではなく、
コストパフォーマンスが高いので、このJZX90 トヨタ・マークⅡに限らず
使っているものです。霧が細かく、ガス圧がそれほど強くないので
プラモデル用としてとても使用しやすいです。
ところで、この「ボデーペン」の缶にかかれていたのですが、
”メタリック系”や”パールマイカ系”の塗装の後にこのクリアを吹く場合には、
塗料を吹き付けてから、2分程度後に行うのが良いようです。
今回は、昨夜塗料を吹き付けていますから、半日ほど過ぎています。
できれば、パールマイカ系の良さを出したいので、
再度、「99工房 タッチアップペン T-40 トヨタ用057 ホワイトパールマイカ」を吹き付け、
ぴったり2分後に(笑)「ボデーペン クリアー」で仕上げました。
JZX90 トヨタ・マークⅡボディが乾燥する間に
各パーツの塗装をしてしまいます。
ここに写っている道具類は、百均の商品を利用して作ったものばかりです(笑)
ドアミラーには、少しばかりヒケがありましたので、パテで修正しました。
パテが乾いたので、ボディと同様の工程で塗装をしました。
シンナー臭拡散防止のため(笑)自作のスプレーブースの近くで
塗装後の各パーツを乾燥させています。
内装部分の、墨入れです。
少し濃い目のつや消し黒を入れてみました。
プラモデル製作とは関係のない話ですが、
この画像や次の画像は一眼レフカメラで撮影したものです。
(この時、いつも使っているコンパクトデジタルカメラが急に動かなくなっちゃったんです。)
やっぱり、コンデジよりも綺麗に撮れていますね。
でも、製作記の撮影の時には、コンデジの機動力・利便性に勝るものはありません。
また、一眼レフカメラは背景がボケるなどの味が出せますが、
模型を撮影する場合は、できれば後ろまでボカさずに撮影したい場合があります。
そんな時には、画像センサーが小さいコンパクトデジタルカメラの方が有利です。
どちらがいいということではなく、用途によって
カメラを使い分けることが大事ですね。
インパネのメーターのデカールは、そのままデジタルのものを使用しました。
針のデカールの持ち合わせがなかったんです。
デカールがインパネの枠よりも大きく、淵がきれいに付いてくれなかったので、
Mr.マークセッターを付けて、柔らかくしてから淵を軽く押して貼り付けました。
便利な道具や、ケミカル製品は、あればあるだけ、早くきれいに製作を進められますね。
ハイマウントブレーキランプです。
最初にシルバーを塗り、乾いてからクリヤーレッドを塗ります。
ここは筆塗りにしました。
※追記:この部品が後々問題となることなど、この時には知る由もありませんでした(笑)
JZX90 トヨタ・マークⅡの内装が完成しました。
先ほどカメラの話が出ましたので、撮り比べてみました。
(動かなくなったコンパクトデジタルカメラが動くようになりました!)
上がデジタル一眼レフカメラ、下がコンパクトデジタルカメラで撮影したものです。
この2枚なら、
個人的にはコンデジで撮影した方が好みですが、みなさんはどうですか?
こんな風に、どちらが良いってことは(少なくともプラモデル撮影に限っては)言えないんです。
今回は時間短縮のため、中研ぎはせずに、一番最後に研ぎ出しをしました。
若干梨肌気味ですが、パールマイカ系のタマムシ発色に助けられて、
それほど目立たないようです。
サイドガラス周辺のゴム部分をフラットブラック、
金属部分をMr.カラースーパーメタリック
SM01スーパーファインシルバーで塗装します。
しっかりとマスキングをして、エアブラシで吹いてあげると
はみ出てしまうことは少ないです。
缶スプレーは、ガス圧が高いので、マスキングを入念にしても、
薄っすらとはみ出てしまうことがありますので、
エアブラシが無い場合には、筆塗りや、
ガンダムマーカーで塗る方が
失敗が少ないかもしれません。
何としたことか、マスキングができていないところがありました。
マスキングをする時には最後の端の部分を内側に折り曲げて
テープを剥がす時に楽なようにしているのですが、
その糊の付いていない部分を見逃してしまったようです。
でも大丈夫。フラットブラックの塗料は、
タミヤのエナメル系塗料を使いましたので
専用の溶剤で軽く拭くと・・・
エナメル系のフラットブラックが完全に消えました。
塗料を落とす際にはティッシュに溶剤を染み込ませて若干擦るので
どうしても小傷が付いてしまいます。
(トントンと叩くようにして塗料落としをするのですが、微妙に擦るように
なってしまうので、塗料は落ちても細かい傷がついてしまいます。)
再度、極細粒のコンパウンドで磨きます。
無事に輝きが復活しました。
ボディ塗装の最後は筋への墨入れです。
ボディカラーがほぼホワイトですので、
薄めのグレーにしようと思って最初に作った色が左側のものです。
でも、これでも黒過ぎて、筋が浮いたように見えましたので、
思い切り薄くして墨入れしました。
左画像の色にしたのですが、ほぼホワイトですよね(汗)
製作も終盤戦です。
クリアパーツを塗装して、最終組み立てをすれば完成です!