LEDの線はこのままだと間隔が広過ぎるので、もう少し内側に入れます。
こんな感じに内股のような感じにします。
絶対にくっつかないように注意です。
脚の部分は、それぞれ3mmプラ棒、5mmプラ棒でできていますが、そこの中央に穴を開けて、内股にしたLEDを通しました。
LEDの線はそれぞれが付かないようにして曲げていますが、念のため、線と線の間にマスキングテープを細くカットしたものを貼り付けて、ショートしないようにしています。
プラ棒に開けられる穴はそれほど大きくできないので、かなり大変な工程となりました。
穴を開けている画像や、マスキングテープを貼っている画像がないのはそのためです(笑)
ガラス部分の角の部分にある木はパテで木目を作りました。
ケガキ針で筋を入れるのを忘れてしまったんです。
でも力を入れると4枚の摺りガラス風半透明プラ板がバラバラになってしまう可能性があるのでパテを使いました。
完璧に工程をこなせれば良いですが、どんなに頭で作り方を描いていても忘れてしまう時には忘れてしまいます。
それはどの作品も一緒。パーフェクトに制作が進む作品はほぼありませんので、こういう修正もできることは大切だなと思っています。
プラモデルの製作も同じことですね。
付いてしまったパテを摺りガラス風にした時と同じ粗さの400番の紙やすりで落とします。
いよいよ塗装に入ります。
この灯籠でマスキングするのはガラス面の部分だけす。
木の断面部分に白が入りますが、これはあとでエナメル塗料で入れるので、構わずマスキングしないでおきます。
数が数だけに結構時間がかかりました(汗)
塗装の準備完了です!
灯籠の色はもちろん朱色。
余計なものは何も混ぜない、何も足さないの方針で、赤と黄を混ぜて朱色を作ります。
エアブラシで塗装しました。
画像ではうまく色が表現できていませんが、なかなかいい感じに色が付きました。
ハンダは上手くありませんが、なんとか全部に銅線を付けることができました。
ピカピカにきれいな朱色の灯籠も良いのですが、少しだけ経年の表現を入れます。
経年の基本はエナメル塗料のフラットホワイトをシャバシャバにしたものを薄っすらと塗ることですね。
様子をみながら塗っていきます。
乾いてくると白が強く出てくるので、あまり塗り過ぎないようにすることがポイントです。
木の先の部分の白は、やはりエナメル塗料のホワイトを使います。
濃い目の塗料を筆に付けて、側面部分をピッとくっつけるようにして色を載せます。
正方形に塗れなくても、このくらいならやめておきます。
あまり深追いすると余計に変な形になってしまいますので。
屋根はつや消し黒で筆塗りにしました。
これは葺いたばかりの新品の状態ですね(笑)
エナメル塗料のつや消し白で経年表現です。
少しやり過ぎかも(笑)
ここはジオラマ全体の雰囲気を見ながら修正するかもしれません。でも、そのままかもしれません(笑)