屋根の塗装に戻りましょう。
タミヤ エナメル塗料のつや消し白で経年の変化を付けていきます。
基本はドライブラシです。
ドライブラシをかけながら、面積が結構あるんだなぁということを知ります。
なかなか終わりませんでした(笑)
均一に白を付けていくのではなく、まばらに、適当に、思うがままに(笑)
Take it easy.な気持ちでやる方がうまくいくかもしれません(笑)
最後につや消しクリヤを軽く吹いて塗面を保護します。
UV効果があるクリアがいいですね。
京町家の本体はもう出来上がっていますよ~(大喜)
屋根の接着はタミヤ セメントのような溶剤系の接着剤は極力使わないようにします。
過去に接着剤に侵されて変形してしまったという苦い経験があるんです。
ということで使用するのは、エポキシパテです。
日頃はうっとおしいベタベタが今回は役者に変わるんです。
爪楊枝などを使って丁寧にベタベタと付けていきます。
焦ることはありませんので、丁寧に屋根を載せてベタっとくっつけます。
エポキシパテの良いところはプラスチックを侵さないだけではなく、固まるまで粘土のように動くので屋根の角度を様子を見ながら自由に決めることができることです。
部屋の中は見せないジオラマですので、内側には柱がありません。
そのままだと屋根がたわんでくる可能性がありますので、余っているプラ板の切れ端を使ってつっかえ棒的にくっつけます。
かなり補強を入れました。
丈夫なジオラマというのも櫻のジオラマ作りのテーマの一つですからね(笑)
建物も随分と出来てきましたので、そろそろガラス窓を入れていきます。
使用するのは透明プラ板です。
今回の京町家のガラスは全て摺りガラスにします。
作り方は簡単。800番あたりの紙やすりでゴシゴシするだけです(笑)
はい。摺りガラスの完成です(笑)
ガラスが入った感じと構造だけの引き戸。
たった一枚のプラ板が世界を変える!
・・・っていうのは大げさですね(笑)
両方ガラスが入って引き戸ユニットの完成です(喜)
ここも余っているプラ板を使って頑丈に取り付けました。
見られるところではないので、存分に補強できてとても楽に制作を進めることができます(笑)
他のガラスの部分も全て摺りガラスを取り付けました。
いよいよ建物が完成しました(大喜)
まだLEDを組み込んでいないので、裏側にパソコンのモニターで電灯の光もどきの光を作って照らしてみました(笑)
赤い光ってどうしてこんなにノスタルジックなんでしょう!!
作って良かったと思う瞬間です。
建物全景です。
1/24とはいえ、かなりの大きさになりました。
ジオラマではあくまでも小京都の雰囲気を作り出すだけのストラクチャーですので、地味に後ろに鎮座することになります(笑)