ベスパに取り付ける可愛いサイドカーを作ります。
このVespa(ベスパ)製作で楽しみにしていた工程の一つです。
これ、いつかはやってみたいと思っていたんです(嬉)
大まかな形はスタイロフォームを溶かして作っていきます。
スタイロフォームと一部にプラ版を使って曲面を多用したボディにしてみました。
できるだけ途切れのない曲面にしたいので、ここからは石粉粘土を使用します。
こんな風に石粉粘土を車体に塗りつけるように貼り付けて、乾燥後にやすりをかけで整えました。
美しい曲面にするのは難しいですね。ここではできる限りのところで頑張りました。
キャンパスフレンズセットに付いている Vespa(ベスパ)に乗る女子大生を片手を上げてハイスピードで走る花嫁さんを作っていきます。
ちょっと歳が上がっちゃうけど、人形さんごめんなさい(笑)
フィギュアをカットしていくのは勇気が要りますが、ここはしばらくの間我慢していただきます。
元気で聡明な花嫁さんにしますからね~!
カットに使用するのは超音波カッターです。
これを使うととても簡単に、フィギュアに余計な力をかけずにカットすることができます。
ヒートペンを使っているので、ここもまた痛々しいですが、腕の形や足の位置などをVespa(ベスパ)を片手を上げて走行している姿をつくっています。
とても重要な工程です。
ということで、体の動きの部分ができました。
スピードを出して幸福な世界へまっしぐらっていう雰囲気をつくりたいと思ってフィギュアの改造をおこないました。
別な角度から見てみましょう。
特に動きとして不自然なところはないかな。
櫻としてはこれくらいできれば上出来です(笑)
自分で作ってみるとつくづく思いますが、造形師さんて本当に凄いですね。
ここから花嫁さんにしていきます。
要はウエディングドレスを着せるということです(笑)
ヒートペンでスタイロフォームを溶かして、ヒートペンの先にたまった溶けたスタイロフォームの粒を重ねて付けていく感じでドレスのゴージャスな感じを出していきます。
ということで花嫁さんの塗装前のところまでが完成です(喜)
今度は花婿さんを作ります。
フィギュア改造の基本は花嫁さんと同じです。
超音波カッターでカットして、ヒートペンで形を変えたり腕を取り付けたりして体型を整えていきます。
四角いものもスタイロフォームを溶かして形成しています。
これはトランクケースになるんです。
花婿はサイドカーに乗って、大きなトランクケースを抱えているシーンになります。
明るく行動的な花嫁にちょっと押され気味。でもとっても幸せな花婿さんのイメージです。
フィギュアと小物ができましたので、下地にピンクサーフェイサー(トランクケースはグレーサーフェイサー)を吹きました。
キャンパスフレンズセットの Vespa(ベスパ) にサイドカーを取り付けるためのフレームを作ります。
3mm丸プラ棒をヒートペンで熱して曲げて形をつくり、タミヤセメントで固定した後に、余っているプラ棒を溶かしてしっかりと溶接しました。
花嫁のベールの制作です。
Vespa(ベスパ)に乗っていて、スピード感のある花嫁にしますので、このベールの役割はとても重要です。
風を切って走る雰囲気が感じられるのはおそらくこのベールからになるはずです。
本当は本物のベールが欲しかったけれど、購入するにはあまりにも長い最少ロットの長さがあるので、あきらめて、百円均一のレースのカーテンを使用することにしました。
ベールに動きを出すため、2本の真鍮線を使って、風になびいているような波を作ります。
ベール(レースのカーテン)の波を固定するために、真鍮線とベール(レースのカーテン)を瞬間接着剤で固定させました。
このベールは同じように風で舞い上がっているポニーテールに穴を開けて、その穴に真鍮線を差して瞬間接着剤で固定するという形式にすることにしました。
この工程でベール(レースのカーテン)を付けてしまうとフィギュアの塗装をしにくくなりますので、ここではまだ接着しません。
今回のジオラマベースは丸型です。
花嫁さんとベスパの突き抜けた幸福感をあらわしています。
これからメインのストラクチャーである建物を3棟作っていきますが、その前に構図の最終確認と微調整です。