ジャングルは何と言っても湿気ムンムン、水気たっぷりな感じが必要です。
木の根がドロドロの泥の底から出ています。
ジオラマ向かって右上から撮影。
実はこれがジオラマのほぼ全景なんです(汗)
全体的なまとまりは造れたかなぁと思っています。
ジオラマ向かって左上から撮影。
左右にある二本の木の違いで対照的な面白味を出したつもりです。
ほぼ中央に生えている植物の群生もいい感じです。
細かくて造るのが大変でしたが、造ったかいがありました!
このジオラマで唯一のお花です。
造っている人が”櫻”ですから、ジオラマには必ず花を咲かせます(笑)
もし戦場のジオラマを造るとしても、必ず花が咲きます。
天に星
地に花
人に愛
と画賛として書いたのは武者小路実篤氏ですが、最も美しいものを見事に言い当てていらっしゃると思います。
この言葉を知ったのは櫻が小学2年生の時。あまりにも感動して、期末に作る自分の文集の表紙に折り紙でこの文字を切り抜いて貼り付けていました。
いや、でも、当時は、ちょっと背伸びしたいっていう気持ちもあって、そんなに深い意味を感じてたわけではないと思います(笑)
ジオラマ向かって右側から左前に向かって撮影。
本当は手前の木&コケに焦点を合わせたかったのですが、櫻の持っているコンパクトデジタルカメラは、シャッターを押す毎に焦点を合わせるので、思っている被写体にピントを合わせるのが大変です。
一眼レフは模型の撮影にはほとんど使いません。一眼レフの味であるボケが入るので模型やジオラマの撮影には向かないと思っています。
撮影していて気持ちがいいのは断然一眼レフなのですが、写真は結果が命ですから適材適所ということで仕方がありません。
そういえば、手前の草は、マークⅡのジオラマで造ったサンスベリアに似ていますね。
撮影前にツタをまっすぐにするのを忘れてしまいました。ちょっと曲がり方が不自然です。これは味と呼ぶには無理がありますよねぇ(汗)
奥に見える湖は背景の画像です。
パソコンのディスプレイにジャングルの画像を表示させて大きさや位置をずらしながら撮影をしています。
しかしとてもきれいな湖です。
枯れているのかいないのか。
葉は全て落ちてしまっても、なお生きようとする立木にこけが広がろうとしています。
ジャングルの厳しさを木の生命に例えて表現してみました。
サンスベリアの群生。
ほんとはシダにする予定だったのですが、出来上がった植物はサンスベリアだった・・・というのはナイショです(笑)
ジオラマ向かって左側からトンネルの向こう側を撮影。
ぬかるみの表現は、クリヤでテカテカにするだけなので、とても簡単でおすすめです!
つまり、”ジャングルの岩のアーチを抜けると、そこには美しい湖があった。”ということにしたかったのです。
トヨタ・FJクルーザー、トヨタ・ハイラックス4WDに乗った冒険家二人も癒されたことでしょう。
文学的な要素が入ったら知的なジオラマになるかなぁとも思うのですが、さすがに”ジャングルの短い岩のアーチを抜けると雪国であった”というわけにはいきません(笑)
クルマ無しのジオラマ画像の最後は、このジオラマの要素が全て入る、向かって右側から岩のアーチに向かって撮影した画像です。
このアーチの先にサファイアのように青く輝く湖があるのです!
(あくまでも想定です(汗))
お次は、いよいよトミカのトヨタ・ハイラックス4WDとマジョレットのトヨタ・FJクルーザーの登場です!