ライターで炙られているのは、サンバー製作で出たランナーです。
”伸ばしランナー”はとても重宝ですが、今回は伸ばしランナーを造っているのではありません。何を造っているのでしょう?(笑)
こんな枝分かれしたランナーも炙ってしまっています。でも、アレを造るにはこんな風に枝分かれしていた方が都合が良かったりするのです。
炙って、曲げて、潰して・・・とランナーが柔らかいうちにいろいろやってしまいます。
すると・・・
こんな風に、南国(ジャングル)風の木ができあがります(喜)
こちらは、少し短めのランナーを少しだけ扁平に潰して木の根を造りました。
根っぽい色をいろいろ出して・・・
ジオラマベースに接着した”ランナーの根っこ”の塗装をしてしまいます。
ジオラマベースのこの部分は泥を塗りたくります(笑)ので、塗料が付いてしまっても気にしません。
余った塗料で”ランナーの木”も塗装してしまいます。
ジャングルに生えている木って、比較的何でもありな感じなので、気楽に塗装を進めます。
塗装が終わった”ランナーの木”ですが、なんでもアリとは言え、向かって左の木はさすがに使えないかな(笑)
塗装を少なめにしていた方の木には、木工用ボンドを塗りたくって・・・
全面に塗りたくって・・・
パン粉を付けます(笑)ウソウソ。ミズゴケのみじん切りを付けていきます。フライにパン粉を付ける要領です。
ミズゴケをまとった木の完成です。
塗装を慎重におこなった方は、部分的にミズゴケを接着します。
Mr.カラーの6番グリーン(基本色)を軽く吹き付けます。全部同じ濃さにならないようにまばらに適当に吹き付けていきます。
塗料が乾いたら、クリヤをたっぷりと染み込ませます。
ジャングルは湿度が高くてムンムンしていますが、それを表現するにはクリヤのテカリ(笑)が一番わかりやすいんです。
地面に泥を入れる前に、地層になっている崖の塗装をしておきます。
地層の色は千差万別ですから、あまり気にしないでフィーリングで色を選んで塗っていきます。
層毎に色を付けたら、タミヤ・エナメル塗料のフラットブラックを薄めた塗料で汚しを入れていきます。
結構しつこく汚してしまっても大丈夫。
ドライブラシの要領でどんどん汚していきます。
汚しを終えた地層。泥を入れる前にミニカー2台(トミカ・ハイラックス、マジョレット・FJクルーザー)を配置してみました。
まだまだ地層がウソっぽいですが、ここからつや消しクリヤを吹いたり、タミヤ・テクスチャーペイントの草(グリーン)などを付けていくとウソっぽさがなくなってきます。