週末は石垣の塗装を予定に入れていましたが、身近なところで素敵な素材を見つけてしまい、石垣の塗装まで手が回らなくなるかもしれないのに、”そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず(by松尾芭蕉)”、この素材を活かした雑草を造りたくなってしまいましたので、こちらから手を付けることにしました。
まぁ、かなりの時間がかかりましたが、何とか日曜日の夕の刻までには定規の上にきれいな草が生え揃いました(笑)
なんだかこのままでもミニチュア感が増強されて良さそうですが、これは、川のすぐ脇の小道に移植させなければなりません。
よく土手なんかに生えているこのツンツンとした草をどうやって表現しようか考えている時に、ネコジャラシ(エノコログサ)を見つけまして、この極細の毛を利用したら、いい草の感じが出るなぁとイメージが沸いてしまったのです。
雑草で雑草を作るって感じもなかなか”いとをかし”なのではないかと思ひつつ製作していきました。
あ、石垣の塗装ですか?晩御飯のサンマと新米を食べて、すっかり満腹になってから塗装作業を開始し、現在いいところまで進んでいます。もう少し納得がいくようになったら、つや消しクリヤを吹いて完成になる見込みです。
ちなみに、ネコジャラシですが、今回は雑草造りの素材として使用しましたが、実は次のジオラマの素材では、別の部分を使ってアレを造ろうと考えています。
アレじゃ意地悪過ぎるので、ヒントとして次回のジオラマの主役を発表しちゃいます。
アオシマから発売されたばかりの、「1/24 ザ・ベストカーGT No.080 '12 サンバートラック TCスーパーチャージャー」です。
このクルマを活かしたジオラマで、ネコジャラシのアノ部分を名脇役に仕立てる予定です。現在そのアレは収穫を終え、工作机の上で目下自然乾燥中です。
ここまで書いたら何だかわかってしまいますね(笑)
・・・余談が長くなりました。さ~て、これから石垣塗装の最終工程に取りかかりましょうか(って、今何時なんでしょう(笑))